映画【カウンターアタック】感想(ネタバレ):メキシコ特殊部隊と麻薬カルテルの死闘を描く緊迫アクション

Counterstrike
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●こんなお話

 特殊部隊VS麻薬カルテルの話。

●感想

 母親ルシアと娘カルラは人里離れた田舎道を車で走っている途中、道路脇に不自然な土の盛り上がりを見つけ、近づいたことで大量の死体が埋められた墓所を発見してしまう。あまりに凄惨な光景に恐怖した二人は、町へ戻って通報しようとするが、その行動を察知した麻薬カルテル「エル・エンハンブレ」の武装集団に襲撃される。絶体絶命の状況に追い込まれたその場に、偶然通りかかったメキシコ軍特殊部隊ムルシエラゴスを率いる大尉アルマンド・ゲレロと部下たちが現れ、迅速な判断と制圧行動によって母娘を救い出す。

 この救出をきっかけに、ゲレロは墓所がカルテルによる大量殺戮の証拠であることを察知し、事態の重大さを理解する。一方、カルテルの首領ホセフォ・ウリアスは、自らの犯罪を目撃した民間人を逃がし、部下を殺した特殊部隊に強い怒りを抱き、徹底的な報復を決意する。

 ホセフォは部下を使って再びルシアとカルラを拉致。ゲレロたちはいきなり次々と待ち伏せや襲撃を受け、昼夜を問わない激しい銃撃戦に巻き込まれていく。敵は軍隊さながらの装備と統制を持ち、ゲレロ隊は逐一状況を報告し合いながらポジションを確保し、仲間同士で連携を取りつつ突破を試みる。

 戦いが長引くにつれ、隊員たちは一人、また一人と重傷を負い、命を落としていく。それでもゲレロは作戦を止めず、犠牲を覚悟の上で前進を続け、激闘の末にカルラとルシアの救出に成功する。すべての因縁が収束する場面で、ゲレロとホセフォは直接対峙し、銃ではなく肉体同士での戦いに突入し、壮絶な一騎打ちの末、ゲレロがホセフォを打ち倒して物語はおしまい。


 銃撃戦の迫力は非常に見応えがあり、特に夜間戦闘でマズルフラッシュが闇の中に閃く演出は印象的でした。麻薬カルテル側が軍隊のような装備と統率を持っている描写もリアリティがあり、単なる犯罪組織ではない脅威として描かれていた点が良かったです。

 また、特殊部隊が無線で状況報告を繰り返し、ポジション名や仲間の名前を呼び合いながら行動する様子から、プロフェッショナルとしての緊張感が伝わってきました。物語自体は比較的シンプルで、終盤の一騎打ち展開には少し意表を突かれましたが、その中で若いスナイパーが戦闘を通じて成長していく姿が描かれていて、個人的には好印象でした。

☆☆☆

鑑賞日:2025/12/28 NETFLIX

監督チャバ・カルタス
出演ルイス・アルベルティ
ノエ・エルナンデス
ルイス・クリエル
レオナルド・アロンソ
ダビッド・カルデロン
ギジェルモ・ナバ
イスラエル・イスラス
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