映画【ワイルド・スピード/ファイヤーブースト】感想(ネタバレ)

FAST-X
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 ●こんなお話

 主人公ファミリーに恨みをもつカタキ役が苦しみを与えてくる話。

●感想

 【MEGAMAX】のときのクライマックスでカタキ役には実は息子がいて、父親が殺されたのでリベンジの気持ちを持つオープニング。

 現代になって平和に今日もファミリーとBBQ。秘密組織からの依頼は主人公は今回はパスしてファミリーたちに託す。夜に昔のカタキ役が傷だらけでやってきて、今作のカタキ役と揉めて負傷した回想があって主人公の事を狙っているという事を話す。

 ファミリーがバチカンでマイクロチップを奪還するミッションを行うけどマイクロチップがなくて実は罠でしたーという。中性子爆弾があってそれが町中を転がってカーチェイスがあって、主人公の奥さんが捕まったり。ファミリーはバラバラに。

 ブラジルで元カノの妹と会ったりカタキ役とカーレースやったりする主人公。主人公の息子が襲撃されて主人公の弟がレスキューしにきて2人での逃避行。ロンドンではファミリーが逃走して助けを求めるけど裏切られたりしつつ、ハンが知り合いだということで向かったらジェイソン・ステイサムがいて、そこでもまた襲撃されて暴れるファミリー。捕まった奥さんは前作のカタキ役と収容所に入れられるけど、そこで暴れて脱出しようとする。

 主人公は組織に捕まるけど、そこをカタキ役が襲撃してきて元カノの妹が人質に取られて助け出すけどカタキ役は逃げちゃう。

 主人公の息子が捕まりそうになって、ここでもカーチェイス。なんやかんやで息子は捕まってしまって主人公の弟がサクリファイスの精神を発揮。主人公はヘリコプターとチェイスしたりしつつ、息子を助け出すけど、飛行機に乗って助けに来たファミリーが現れた途端に撃墜されて、主人公もダムが爆破されて決壊するかも。という。

 派手派手山盛りアクションは相変わらずのシリーズでした。ただ正直食傷気味で過去シリーズのアクションと大差がない印象を受けて、今までやっていることとの違いとかがわからず。それよりもファミリーがバラバラのお話なので1つ終わって次、1つ終わって次と話運びが鈍重に感じて見せ場はいっぱいあるのに眠たかったです。

 話の展開の無茶苦茶さにアクションの無茶苦茶さに身を任せて楽しむ作品だとは思いますが、アクションでも楽しめずキャラクターのやりとりなんかも今作では面白さを感じられず、いくら車が高いところから落ちようが爆破で吹き飛ばされようがボーっとする時間が多い1作でした。だんだんとドッカンドッカンというアクションもどれも似たように思えて、ローマの中性子爆弾がコロコロ転がるアクションは楽しめましたが、その後はどれも似たようなもので退屈でした。

 とはいえ豪華キャストがいっぱい出てきて、それがみんな血縁関係とかだったりして人物相関図がもう何が何やらで楽しい1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/06/03 イオンシネマ座間 2024/01/14 Amazonプライム・ビデオ

監督ルイ・レテリエ 
脚本ジャスティン・リン 
ダン・マゾー 
出演ヴィン・ディーゼル 
ミシェル・ロドリゲス 
タイリース・ギブソン 
クリス・“リュダクリス”ブリッジス 
ジェイソン・モモア 
ナタリー・エマニュエル 
ジョーダナ・ブリュースター 
ジョン・シナ 
ジェイソン・ステイサム 
サン・カン 
アラン・リッチソン 
ダニエラ・メルシオール 
スコット・イーストウッド 
ヘレン・ミレン 
シャーリーズ・セロン 
ブリー・ラーソン 
リタ・モレノ 
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