映画【破門 ふたりのヤクビョーガミ】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　映画プロデューサーに金を持ち逃げされたので、何とか回収しようとする建設コンサルタントとヤクザのコンビの話。 

●感想

　関西弁の耳触りが心地よくて、登場人物のやり取りやキャラクターの面白さで引っ張る映画でした。 

　ただ話自体は映画でやる必要があるのだろうか?　テレビとの違いは何なんだろうかと考えてしまう内容で、派手さはないし映画的な見せ場もそれほどないのが残念でした。持ち逃げされたお金を巡って、いろんな人が妨害したりしますが。その解決方法の殴り合いとかも迫力が全くないし、かといってコメディとして面白いのかと考えると微妙でした。 

　お金を巡る解決のカタルシスはあまりなくて、結局どうなったんやとポカンとするエンディングでした。ヒロインたちの役割も薄く、ただ登場するだけなのももったいなかったです。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/08/04　DVD