映画【ヤクザVSマフィア】感想(ネタバレ)

American Yakuza
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●こんなお話

 イタリアンマフィアと対立する日本のヤクザに潜入する捜査官がヤクザの幹部と友情をはぐくむ話。

●感想

 港で働く主人公がヤクザを狙う刺客を発見して声をかけて救うオープニング。それをきっかけにアメリカに進出するヤクザの幹部と知り合いになります。

 最初は彼を尾行したりして怪しんだりしますが、彼は信じるに値すると思って仲良くなる。ところが主人公は冷凍庫とかに行って刑事と話して主人公が潜入捜査中というのがわかります。ヤクザの幹部は気に入りますが、子分たちは「このガイジン」と挑発してきたりしますが、取引に立ち会うことになって取引相手が実はFBI捜査官たちで銃撃戦になって主人公はFBI捜査官の足を撃ったりして撃退。

 クラブの女性と親しくなってさらにはヤクザの幹部と兄弟盃を交わして正式にヤクザになちゃって、女性とも一夜を共にする。けれどもイタリアンマフィアが日本のヤクザを壊滅させようと動いて、警察もそれを黙認して主人公の任務は終わりという事でバカンスでハワイへ行くように言うけど。当然、主人公はヤクザの幹部に危機を話に行こうとするけれど、幹部も襲撃されてヤクザたち皆殺し。主人公の恋人も殺さちゃう。

 ヤクザの幹部はリベンジを誓って、主人公は自分の身分を明かして殴り込みに協力して、イタリアンマフィアと銃撃戦。このときの二丁拳銃で撃ちまくるヴィゴ・モーテンセンと石橋凌さんのかっこよさ。そしてマフィアを壊滅させて、幹部も死亡。幹部の遺体を運ぶ主人公なのであったという。

 ヴィゴ・モーテンセンと石橋凌さんのセクシーさが半端なくて、2人が友情をはぐくんでお互いのために行動するというのが熱かったです。アクションシーンとかは低予算のためか微妙にふわっとしたフラッシュシーンでカットされたりして、肝心の石橋凌さんがカタキであるイタリアンマフィアのボスの傷だらけで立ち向かうところとか、まさかの見せない演出やいきなり流れるバブルガム・ブラザーズをどういう気持ちでみればいいのかわからなかったです。

 それに主人公同士の友情が結構早すぎていつの間にか深い関係になっている印象でした。

 潜入捜査官がしだいに反社会的勢力に感情移入していって警察としての任務より友情を優先するのかしないのかという潜入捜査ものの楽しさを90分で魅せてくれる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/09/05 U-NEXT

監督フランク・カペラ 
脚本マックス・ストローム 
ジョン・アレン・ネルソン 
原案一瀬隆重 
出演石橋凌 
ヴィゴ・モーテンセン 
クリスティーナ・ローソン 
ユウジ・オクモト 
一色彩子 
ジョン・フジオカ 
フリッツ・マシモ 
フランクリン・アジャイ 
マイケル・ヌーリー 
ロバート・フォスター 
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