映画【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1920年代のアメリカのユダヤ人移民たちがギャングとして成り上がっていく話。

●感想

 女性が部屋に入ってくると、マフィアらしい男たちが待ち構えていてある男を探しているらしい。脅迫して射殺してしまう。別の場所では拷問を受けている男性がいて居場所を吐いてしまう。

 チャイナタウンみたいなところでアヘンを吸ってラリっている主人公のヌードルス。マフィアが急襲してきて、すんでのところで逃げる。列車で逃げて、時代が移り変わって老人となった主人公が同じ駅へと帰ってくる。ファットジョーという仲間の店へ行って再会して、ジョーの妹のデボラを覗いていた穴を覗いて、少年時代へと戻る。

 1920年代のニューヨークへ行って犯罪を繰り返している中、懐中時計を巡ってマックスという少年と出会って犯罪を繰り返していく。ヌードルスのデボラに対する恋心だったり、クリームケーキで身体を許すペギーという女性とのやりとりだったり、制服警官を騙して脅したり。

 更にはボスを出し抜いて酒の密売で売り上げアップ。そして共同で売り上げを駅のロッカーに保管する。みんなで売り上げあがってハッピーの状態の時にボスから襲撃されて仲間の1人が射殺されてしまう。ヌードルスは激高してボスを刺殺。刑務所へ。

 青年となったヌードルスが出所して、マックスたちは葬儀屋を表の会社として裏では酒の密売で儲けている。かつての仲間たちと再会して、さっそく大物マフィアからデトロイトで仕事があると宝石強盗を決行。けれど依頼人を射殺するマックス、何も聞いていないヌードルス。

 禁酒法の時代になって廃業だとなって、最後の仕事で連邦準備銀行を襲撃を計画するマックス。けれども「狂気の沙汰」と反対のヌードルス。そのたびにブチ切れるマックス。

 マックスの愛人が失敗するから計画を阻止するように頼まれる。そしてヌードルスは警察に電話をして…。

 老人となったヌードルスは誰かからニューヨークに呼び出されて、導かれるように関係者に会いに行って最終的にベイリー長官なる人物に会いに行くとその人はマックス。マックスは自分を殺してきてくれと頼むけど、断るヌードルス。外に出てゴミ収集車が通り過ぎるとマックスが走ってきて姿を消す。ゴミ収集車に巻き込まれたのかな…。というオチ。

 ただレイプシーンやら男同士のわちゃわちゃ感がいっぱいあって、そのノリが少しきついかなと思いましたが、3つの時代のニューヨークでユダヤ移民の大河ドラマとして長い上映時間も退屈せずに見ることができました。マフィア映画の皮を被ったヌードルスとマックスの友情物語として、ニューヨークの美術とエンニオ・モリコーネ御大の美しい音楽にうっとりする時間でよかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/04/18 Amazonプライム・ビデオ

監督セルジオ・レオーネ 
脚本レオ・ベンヴェヌーティ 
ピエロ・デ・ベルナルディ 
エンリコ・メディオーリ 
フランコ・アルカッリ 
フランコ・フェリーニ 
セルジオ・レオーネ 
原作ハリー・グレイ 
出演ロバート・デ・ニーロ 
ジェームズ・ウッズ 
エリザベス・マクガヴァン 
トリート・ウィリアムズ 
チューズデイ・ウェルド 
バート・ヤング 
ジョー・ペシ 
ウィリアム・フォーサイス 
ジェームズ・ヘイデン 
ラリー・ラップ 
ダーレーン・フリューゲル 
ジェニファー・コネリー 
スコット・ティラー 
ラスティ・ジェイコブズ 
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