映画【スプリー】感想(ネタバレ)

Spree
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●こんなお話

 SNSで注目されたいサイコパスの話。

●感想

 画面がほぼスマホやPCや監視カメラなどの映像のまま進んで、主人公は承認欲求を満たされたい目立ちたいとフォロアーを獲得しようと頑張っていく。けれども…な話でどういう風に話が転がっていくのかわからない展開が興味深く見れました。

 主人公の幼少時代から始まり、SNSに投稿していくけどフォロワーは増えず。大人になりいまだにライブ放送とかやってる状況。自分で乗合タクシーみたいなことをやるスプリーという職業をやって、車内にカメラをたくさん置いてライブ放送をしていく。

 ある日、白人至上主義のレイシストの男性を乗っけるけど、車内に置いたペットボトルを飲んだら毒入りで死んでしまう。それを放送するという。

 なかなかショッキングな出来事でどうなっていくのだろう? と面白く見れました。そして次々にお客を乗せて殺してくという。

 いきなり主人公がサイコパスとなってい驚きでした。ただサイコパスものとしてもスプラッター映画としてもSNSの注意喚起などなのかどれもが中途半端でどれもが突っ込みどころが気になってしまいます。

 殺人が何度も起きているのに警察は動かないのだろうかとか、途中で人気コメディアンが車に乗って揉めて彼女を主人公が追いかけての対立になりますが、エピローグで彼女がこの事件で有名になってに着物になるとかもどういう気持ちになればいいのかわからないエンディングでした。

 主人公と父親との関係が描かれていきますが、それもどういう時間なのか。クライマックスでいきなり父親の家に乱入して対立するとかもいきなりすぎてびっくりでした。

 すべてがふわっとした状態の映画で残念でした。

☆☆

鑑賞日:2022/04/17 WOWOW

監督ユージーン・コトリャレンコ 
脚本ジーン・マクヒュー 
ユージーン・コトリャレンコ 
出演ジョー・キーリー 
サシーア・ザメイタ 
デヴィッド・アークエット 
ミーシャ・バートン 
ララ・ケント 
フランキー・グランデ 
ジョン・デルーカ 
ジョシュア・オヴァレ 
カイル・ムーニー 
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