映画【ベイウォッチ】感想(ネタバレ):ド派手アクション×水着コメディ!ドウェイン・ジョンソンが魅せる爽快バトル!

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●こんなお話

 ライフガードが麻薬犯罪を壊滅する話。

●感想

 舞台はアメリカ沿岸のライフガード隊。主人公は、日々、溺れた人々の救助にあたる熟練のベテランです。ある日、オリンピックの水泳メダリストが新人としてチームに配属されます。実力は確かですが、主人公は特別扱いせず、厳しい訓練を通じてその力を確かめることに。

 新人は個人競技には秀でているものの、チームプレーでは問題を起こすことで知られています。それでも試験を突破し、実際の救助活動に参加。火災を起こしたクルーザーのレスキュー活動では、船内からドラッグが発見され、主人公たちは密売組織の捜査に乗り出すことになります。

 潜入調査のためにパーティー会場に忍び込むものの、新人は持ち場を離れて主人公と衝突。さらに、市議の遺体の謎を追って霊安室に忍び込むなど、型破りな行動が続きます。捜査の過程で病院の記録が改ざんされている場面を目撃するも、証拠が不十分なため警察には取り合ってもらえません。

 その結果、主人公は職を追われ、代わりに新人が現場を任されます。しかし、自身の未熟さに直面し、自ら捜査を続ける中で、クラブのオーナーが麻薬密売の黒幕であると確信。クライマックスでは船上パーティーでオーナーを追い詰め、主人公も現れて共に戦い、事件は解決しておしまい。

 タイトルロゴがドウェイン・ジョンソンの背後にドーンと現れる演出からも、この作品のユーモアとパワフルさが伝わってきます。序盤は、ライフガード志願のルーキーたちとベテランのコメディタッチな日常が描かれ、軽快で笑える展開が続きました。

 しかし中盤からは麻薬組織との対決が主軸となり、刑事ドラマのような雰囲気にシフト。潜入捜査の繰り返しがやや単調で、展開に意外性は乏しく感じられました。また、主人公と新人との関係性の変化が急に思える点や、「なぜライフガードが警察の役目まで担うのか?」という設定への違和感が残りました。

 とはいえ、テンポのよいコメディ要素とアクションが融合し、ジャンル映画としての魅力は十分に感じられる一本です。

☆☆☆

鑑賞日: 2018/03/30 Amazonプライム・ビデオ 2025/05/07 WOWOW

監督セス・ゴードン 
脚本ダミアン・シャノン 
マーク・スウィフト 
出演ドウェイン・ジョンソン 
ザック・エフロン 

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