●こんなお話
ヴァンパイアと人間の恋の話。
●感想
もはやここまでくるとコメディとなっている三角関係ですが、相変わらずヒロインは2人の男、2大モンスターを手玉にとっているのが凄いです。
ヴァンパイアのエドワードを愛していて付き合っているのに、ウルフマンのジェイコブとは「友だちよ」と言いながらあきらめきれないジェイコブにキスまでしてしまうっつう。友だちなのに? キスしちゃうの? 男勘違いしちゃうよ、と。それを利用して自分を守らせようとしているのかと考えてしまいます。そして、このジェイコブと喧嘩してすぐ次のシーンでジェイコブが手作りのアクセサリーを持ってくるとヒロイン気持ち豹変してすぐ許しちゃうっつう。だいぶ安上がりな喧嘩だったのね。と思うこと間違いないです。
そんなこんな相変わらずの三角関係と今回はヒロインのベラが新しくヴァンパイアになった荒くれ者たちに狙われて、主人公ヴァンパア一家だけじゃ守りきれないとウルフマンたちと手を組む熱い展開です。敵の敵は味方理論。ほいで、訓練したりする合間にいつもの三角関係。1番笑ったのは、山に避難しようとなりエドワードはヒロインを連れて行きますが。寒さで倒れるベラ。「標高が高すぎた」という台詞を言うエドワード。裸でヒロインを暖めるジェイコブ。完全にこの構図を作るためだけに山に連れてきたのがまるわかりの脚本。
そして、クライマックスは合戦シーンですが。これはなかなかの迫力があってよかったです。が、やっぱりこの内容で120分はチト長いです。同じことの繰り返しでマンネリズムに陥ってしまいました。「私のためにやめてよ!」という女の子の台詞を楽しめる人は最高の映画に仕上がっていると思いました。
☆☆
鑑賞日:2012/02/29 DVD
リンク
監督 | デヴィッド・スレイド |
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脚本 | メリッサ・ローゼンバーグ |
原作 | ステファニー・メイヤー |
出演 | クリステン・スチュワート |
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ロバート・パティンソン | |
テイラー・ロートナー | |
ブライス・ダラス・ハワード | |
ビリー・バーク | |
ダコタ・ファニング |