●こんなお話
犬が今の記憶を持ったまま輪廻転生を繰り返して、1番思い出深い飼い主のもとへ戻ろうとする話。
●感想
単純にワンちゃんが楽しそうに動いていたり、悲しそうな表情をしていたり苦しそうにしていたりとワンちゃんたちの名演技を堪能させてくれるだけで満足な1本だと思いました。
前半から中盤までは1人の少年との出会いから交流をハートウォーミングなシーンが続いて、輪廻転生を繰り返していって、中年になった最初の飼い主と再会して喜ぶという。
ただいかんせん擬人化が凄すぎて、延々とワンちゃんのモノローグが続くのでそれだけでゲンナリで人間が考える犬の理想を押し付けているかのように感じてしまって乗れない映画でもありました。そういう演出だから仕方ないとはいえ、途中の警官や黒人さんの飼い主は一体どういう気持ちでいればいいのだと微妙な気持ちになってしまいました。そしてなぜ1番思い入れのある少年との出会いから記憶がスタートするのだろうか? とか設定そのものにも立ち止まって考えてしまって入り込めないファンタジー設定なのも残念な映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2018/06/05 DVD
リンク
監督 | ラッセ・ハルストレム |
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脚本 | W・ブルース・キャメロン |
キャスリン・ミション | |
オードリー・ウェルズ | |
マヤ・フォーブス | |
ウォーリー・ウォロダースキー | |
原作 | W・ブルース・キャメロン |
出演 | デニス・クエイド |
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ペギー・リプトン | |
K.J.アパ | |
ブリット・ロバートソン | |
ジョン・オーティス | |
出演(声) | ジョシュ・ギャッド |
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