映画【黄龍 イエロードラゴン】感想(ネタバレ)

wong-lung
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●こんなお話

 人間の戦闘能力を高める薬をめぐって和製ドラゴンが戦う話。

●感想

 倉田保昭さんのアクションシーンを楽しみ見ますが、不自然なワイヤーアクションやCGで浮いてしまって残念でした。期待していたアクションシーンが残念なため、ストーリーをしっかりと描いてくれれば感動できるものになっていたと思いますが。これがまたいただけない。

 「イエロードラゴン」という薬でスーパーパワーを手に入れれるかわりに副作用で死んでしまうというものの特効薬の血液をもっているという女性を巡っての戦いになりますが。倉田さんがどうして抗体をもっているのか? とか、そもそもベトナム戦争のときになにがあったのか? 倉田さんの隠れ家みたいなところは何であんなに広いんだろう? とか、途中殺された少年っていったいなんだったんだろう? とか疑問だらけの進行でした。命を狙われるヒロインの過去にも悲しいものがありますが、これも全く伝わらないのが痛かったです。

 肝心のアクションシーンをもっと迫力あるものに仕上げてくれたらもっと楽しめたと思いますが残念でした。

☆☆

鑑賞日:2012/10/25 DVD

監督鹿島勤 
アクション監督フィリップ・コク 
脚本笠木望 
鹿島勤 
DAVID KURATA 
出演倉田保昭 
宮本真希 
照英 
工藤俊作 
中村浩二 
出合正幸 
伊藤洋三郎 
高橋伸稔 
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