映画【ズーランダー】感想(ネタバレ)

ZOOLANDER
スポンサーリンク

●こんなお話

 超人気売れっ子モデルが若手モデルにその座を奪われて、自信喪失してた主人公をデザイナーがスカウトするけど。裏には大統領暗殺の陰謀が絡んでいて……な話。

●感想

 この手のコメディ映画では基本、主人公は何も考えてないおバカさんで周りがそれに振りまわされたりしてツッコミ役がいたりしますが、この映画では全員おバカさんというのが笑えます。
 主人公のモデルはブルースティールという謎の決め顔が武器でそれしかできません。新技のマグナムなんてろというのがあるらしい。

 モデルの賞の連覇を若手のライバルのモデルに奪われて落ち込んだ主人公を元気出させようと外へ連れ出すと、ガソリンスタンドで盛り上がってガソリンをぶっかけあい、全員爆死します。全員おバカさんです。
 全編にわたってこれでもかとギャグを盛り込んでいてお腹いっぱいになりました。iMacの使い方がわからずバコバコ叩きながら【2001年宇宙の旅】ちっくになったりとか細かなギャグで笑えました。
 それでいて安い労働賃金でアジアの工場で服を作っているファッション業界とかの社会問題もちょこっと描いていたり。けど、全員頭悪くてファッション業界からクレーム来ないのかな? と無用の心配をしてしまう映画でした。

 ただ構成としてマレーシアだかの大統領暗殺の陰謀と戦うのがラスト30分くらいからで、それまではライバルとのファッションショーの決闘みたいなのに結構な時間が割かれたりして、あんまり本筋と関係のない所で盛り上がってるので、これいるのかな? とふと立ち止まると思ってしまわなくもないですが。楽しい映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2014/05/03 DVD

監督ベン・スティラー 
脚本ドレイク・サザー 
ベン・スティラー 
ジョン・ハンバーグ 
出演ベン・スティラー 
オーウェン・ウィルソン 
クリスティーン・テイラー 
ウィル・フェレル 
ミラ・ジョヴォヴィッチ 
ジェリー・スティラー 
デヴィッド・ドゥカヴニー 
ジョン・ヴォイト 
タイトルとURLをコピーしました