映画【サドン・デス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ホッケーの試合会場でアメリカ副大統領がテロリストに人質にとられたので、消防管理官が頑張る話。

●感想

 閉ざされた空間でテロリストと戦うダイ・ハードものとして、すごくよくできているアクション映画だと思いました。

 1幕目のセットアップの部分もそれなりに描いておいて、テロリストの計画もあっという間に進行していくスピード感がよかったです。満員の観衆が知らない中、テロ事件が発生して主人公が1人で頑張るという状況も楽しい設定でした。

 テロが起こってからは主人公が職場という地の利を生かして1人ずつ格闘で倒していくのもジャン・クロード・ヴァンダムのしなやかなアクションで引っ張っていってくれました。キッチンで暴れたり、クギを飛び出す武器をDIYしたり、ライターとオイルで火だるま攻撃をしたりといろいんなアイテムで倒していく姿がよかったです。そしてホッケー選手に紛れ込んで実際の試合に参加しちゃう器用さもありました。

 ただいくら主人公が元消防士という設定だからか20個の爆弾の位置を簡単に予想して、しかも解除できちゃう能力があるのが凄いスキルの持ち主でした。

 いくらなんでも副大統領が人質に取られてマスコミとかほかの観客が誰も気づかないとか、屋根からターザンジャンプで副大統領や娘が人質にとられている部屋へダイブするというのは無茶苦茶なんではないかとかありましたが、勢いがあって楽しいエンタメ映画で、周りがパニックになっても1人で父親の言うことを守って席から動かない息子さんがすごい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2020/06/03 DVD

監督ピーター・ハイアムズ 
脚本ジーン・クインターノ 
出演ジャン・クロード・ヴァン・ダム 
パワーズ・ブース 
レイモンド・J・バリー 
ホイットニー・ライト 
ロス・マリンジャー 
ドリアン・ヘアウッド 
ケイト・マクニール 
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