●こんなお話
脳の人体実験をして恐怖体験する話。
●感想
冒頭、満州だかで撮影された脳手術の実験フィルムが映される。ここら辺は不気味だし期待高まる出だしでした。練炭自殺で集まった若者たちが集まるけど何者かに拉致されて実験されてしまう。
「恐怖」というド直球なタイトルで監督が【リング】シリーズの名脚本家でもある高橋洋さんなので、ホラー映画を期待してしまいますが。ホラーというより脳の一部を刺激されると見えないものが見えるようになっていく。
その見えない何かが見える。という映像表現がカラコンになってCGの煙で表現されるので、怖がりのボクでもあんまり怖くない。それでいて「いやー!」と映画の中の登場人物たちは叫んでいるので、失笑しそうになりました。
物語自身も母、姉、妹のエピソードの並行世界が描かれていったりするうえに淡々と描かれるので、そもそもの話がイマイチ面白いとは感じられなかったです。
新しい恐怖描写を描こうという実験映画で面白いとは思いますが、商業映画としては肩すかしな作品でした。
☆
鑑賞日:2014/06/01 DVD
リンク
監督 | 高橋洋 |
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脚本 | 高橋洋 |
出演 | 藤井美菜 |
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中村ゆり | |
片平なぎさ | |
日下部そう | |
斉藤陽一郎 | |
吉野公佳 |