●こんなお話
闇の将軍と対立することになった座頭市の戦いの話。
●感想
大名行列で本当の大名みたいなことをして、自分の気に入らない人物を簡単に葬り去る闇公方。しかも座頭市と同じ盲目でカラーコンタクトを入れてる森雅之さんがめちゃくちゃ存在感があります。
そしてもう1人、自分の妻が人身売買にかけられ妻を救出した市が一晩過ごしたこと思い込み憎しみだけで市を殺そうとする浪人に仲代達矢さん。
話の展開には、なぜそこまで市がヒロインである大原麗子さんに熱心になるのかとか漫才コンビのやりとり長すぎだとかピーターさんの「男になる!」というくだりも果たして必要だったのか? もっと言えば仲代達矢さんもいらなくても話が繋がるような気もしちゃいました。
が、湯屋で真っ裸の市に何十人も襲い掛かるピンチだったりヒロインと歩いていて襲われあっという間にやっつけて、何事もなかったかのように仕込み杖をしまう市だったり。めちゃくちゃカッコいいシーンあって最高です。
クライマックスも盲目同士が囲碁をパチパチと指して、突然笑い無言。池の小島に市を置いてそこで竹の先にろうそくをつけて市を燃やそうとする作戦。そのピンチをどう切り抜けるのかという面白さ。そっから復活する座頭市のカッコいいこと。
まさに娯楽映画の真骨頂の映画で90分時間を忘れて見れちゃう映画でした。そして、吉行和子の綺麗なこと、妖艶すぎて凄かったです。
☆☆☆☆☆
鑑賞日:2014/04/08 DVD
リンク
監督 | 三隅研次 |
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脚本 | 山田隆之 |
勝新太郎 | |
原作 | 子母沢寛 |
出演 | 勝新太郎 |
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仲代達矢 | |
大原麗子 | |
ピーター | |
森雅之 | |
西村晃 | |
吉行和子 | |
田中邦衛 | |
近藤洋介 | |
金田龍之介 | |
なべおさみ |