●こんなお話
連続殺人が起こって捜査する話。
●感想
テレビ版を見ていないので、登場人物たちの関係性の深いところまではわからなかったですが。見ているとみんなが主人公を信頼していることがわかりました。
無差別通り魔事件が起こって、そこに主人公たちが颯爽とスローで現場に向かって歩くシーンとかは盛り上がりました。
検死のシーンも観たことがなかったので興味深く見ることができました。「最後の声を聞く」という信念のもと、丁寧に仕事する姿もカッコよかったです。
ただ、話は少しややこしくて2つの事件が同時進行しますが。主人公は検死官なため、あまり捜査には介入できないので役割は最初の検死で終わってしまうと思いますが。どうやら遺体の死亡推定時刻に細工をしたらしく警察が調べている人物とは違うらしいという展開になりますが。
真犯人は最初に登場した段階で、フラグ立ちすぎでわかりきってしまっているので。動機の部分とかで面白さを感じさせてくれると思いきや、なんじゃりゃという動機でずっこけました。それに、それを語る場面も延々と長台詞で話し続けられるので退屈でした。どんだけおしゃべりなんだと。
それに、もう1つの警察の冤罪事件のほうの展開もなんだか無理やり差し込んできたような事件で強引な印象を受けました。それを描くんだったら、被害者遺族とかをもっと描いてほしかったです。最後の種明かしくらいから、今まで出てきた被害者遺族が関係なくなってしまったような印象でした。
とはいえ、安定した面白さの映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2012/07/08 TOHOシネマズ南大沢
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監督 | 橋本一 |
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脚本 | 尾西兼一 |
原作 | 横山秀夫 |
出演 | 内野聖陽 |
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松下由樹 | |
渡辺大 | |
平山浩行 | |
益岡徹 | |
高嶋政伸 | |
段田安則 | |
若村麻由美 | |
柄本佑 | |
平田満 | |
長塚京三 |