映画【大魔神】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 悪い城主を懲らしめる大魔神の話。

●感想

 ある国で幼い跡取りがいるけど、悪い家老が下剋上で領主を殺害して跡取りは家臣とともに山の中の大魔神像の近くに逃げ込む。それから10年経っていまだに山の中でひっそり暮らしている。領民たちが圧政に苦しんでいる中、成長した若い跡取りの家臣たちが紛れ込んでいて連絡を取っているけど、捕まってしまう。山の中の領主と行き来する家臣が1人捕まり、救出しに来た領主も捕まり、巫女さんが説得しに行くけど断られ、最後に残った領主の妹のお姫様が大魔神にレスキューを頼む。涙を流し自らの命をサクリファイスして大魔神に頼むと…。という。

 85分ほどの短い映画ですが、肝心の魔神が出てくるまで60分以上待たないといけないという。それまで、ひたすら百姓たちが虐げられる映像を延々と見せられます。その分、最後に魔神が大暴れするシーンでカタルシスを得られるのだと思いますが。いかんせんカタルシスが得られるまで長すぎだと思いました。

 さすがの大魔神の迫力恐怖はすごくて、さらに自分に害を及ばされない限り知らんぷりというのが良かったです。更に、善人と悪人の区別なく殺してしまいそうなプレッシャーが凄くて怖かったです。目がぎょろっとしていてその顔面が横からこちらにむくっと向いて見てくるという怖さ。

 大魔神に立ち向かう侍たちの応戦も面白くて、鎖やら炎で立ち向かっていて映像的にも退屈することなく観れました。それと単純に時代劇としてのレベルがこの時代なので、当然ではありますが高くてすごかったです。

 あまり本格特撮時代劇というのをこの作品以外見たことないので新鮮でよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2011/09/11 DVD 2021/12/31 BS日テレ

監督安田公義 
特撮監督黒田義之 
脚本吉田哲郎 
出演高田美和 
青山良彦 
藤巻潤 
五味龍太郎 
島田竜三 
遠藤辰雄 
伊達三郎 
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