映画【ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゾンビに囲まれた農家に立てこもる人たちの話。

●感想

 オリジナル版とほとんど同様の内容ですが、主人公の妹が戦闘的になっているのが変更している点でした。

 映画が始まっていきなりゾンビに襲われるので一気に物語の展開が激しくて、家に逃げてから新たな登場人物たちが紹介されていき、いきなり内輪もめで絶対うまくいかない人たちだなと眺めていると。案の定、喧嘩ばっかりで最後は人間同士での銃撃戦。一体なにやってんだという気持ちでいっぱいになります。

 家に籠城してひたすら窓を扉でうちつける作業をするだけで、ガス欠の車に燃料を積み込もうと外に飛び出して、燃料に鍵が取り付けられて鍵を壊そうと銃で撃って燃料に引火して死亡っつうキャラクターがいたりして、その頭の悪さに笑ってしまいました。

 結構すぐ家も破られてピンチに陥ってしまって、そんなにシークエンスの数も多くないので90分すぐに終わってしまいますが。エピローグでいきなり主人公が、ゾンビを使って残酷な遊びをする人間たちにむかって「鏡なんだわ、人間もゾンビも一緒」みたいな人間社会の残酷性みたいな説教じみた台詞を言って驚きますが。楽しめる90分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/01/24 DVD 2018/12/11 NETFLIX

監督トム・サヴィーニ 
原作ジョン・A・ルッソ 
原案ジョージ・A・ロメロ 
出演パトリシア・トルーマン 
トニー・トッド 
トム・トールズ 
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