ドラマ【ブレイキング・バッド SEASON 3】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ウォルターのある行動で大惨事にまで発展してしまった始まりから、さらにはスカイラーに麻薬密造を知られてしまって離婚迫られたり、上司と浮気したり。さらにはトゥコの従兄弟がウォルターの命を狙い始めたり、相変わらず負のスパイラルっぷりが激しくなっていく話。

●感想

 前シリーズの衝撃的な終わりから始まり、どんどんとウォルターに迫る障害がでかくなっていきます。因果関係の描かれ方が素晴らしくて、忘れていた出来事や人物が後半に意外な形で繋がったりするのが面白いです。
 ウォルターも問題がいっぱいだし、ジェシーは自分で麻薬を売ろうと麻薬絶ちのセミナーの人に麻薬を売ろうとして親しくなる女性がいるけど、その女性から子どもが組織の手先になっていると聞かされて……。とか。スカイラーは夫の悪事を知って、離婚問題からの上司との不倫などなどこれまたいろんな問題を起こして、更には洗車場でビジネスを始めようとする。ハンクはカメ爆弾のトラウマでなかなか転勤できず上司の異動命令をトラウマで拒否。地元のブルーメスの捜査を行おうとする。そんな中、殺し屋に狙われて……。ここの銃撃戦もカッコいいです。負傷からのリハビリが辛いハンク。
 弁護士のソウルも笑えるし、ガスの無表情は怖いし、ガスの部下の孫を大事にするマイクも魅力的です。

 完璧なビジネスマンであるガスがしだいにウォルターを必要としなくなって行く後半。シーズン1ではあれほど人を殺害するのを恐れていたのに、自分たちの障害になる人物を排除してボスのガスと対等に交渉しようとして、人を殺すのをためらわなくなっていく主人公たちの話になっていく怖いシーズンでした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2014/09/16 Hulu 2022/12/31 NETFLIX

監督ヴィンス・ギリガン
脚本ヴィンス・ギリガン
出演ブライアン・クランストン
アーロン・ポール
アンナ・ガン
ディーン・ノリス
ベッツィ・ブラント
RJ・ミッテ
ボブ・オデンカーク
ジャンカルロ・エスポジート
ジョナサン・バンクス

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