●こんなお話
山田悠介の小説にちなんだ名前の人たちの家族が拉致されてデスゲームに参加させられる話。
●感想
井口昇監督らしいギャグ満載の映画で、人の死がめちゃくちゃな演出で笑える内容で面白かったですが、最初から最後までそのノリなのでしだいに飽きていってしまいました。
血がブシュ―と雨のように降ったり首や手足がもげて痛がる人たちがすごいことになっていて笑えますが、必然性がないまま全編突き通すのでこれに1つ1つハマらないと拷問な映画だと思いました。
主人公自体ワガママで感情移入できないし、人を撃って殺してしまったと悩みますが。最初に人が死ぬくだりでもう主人公のせいで死んでるので、何であそこまで悩むのかが謎でした。
デスゲームを仕掛ける黒幕もこんなゲームを仕掛けられるのかわからないし、警察とかも全く機能していないし、ゲームの抜け道いくらでもありそうにしか見えないのが痛いです。もっとゲームにディテールを描ききってからではないと入り込めないと思いました。
そんなことよりもいかにして人間が死んでいくのかとを楽しむ映画なので、それはそれでコンセプトとして面白いとは思える映画でした。
☆☆
鑑賞日:2014/04/01 DVD
リンク
| 監督 | 井口昇 |
|---|---|
| 脚本 | 井口昇 |
| 原作 | 山田悠介 |
| 出演 | 山田裕貴 |
|---|---|
| 大野いと | |
| 森永悠希 | |
| 津田寛治 | |
| 森下能幸 | |
| 諏訪太朗 | |
| 生稲晃子 | |
| 志垣太郎 |


