映画【バレッツ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 元マフィアの男が襲撃されて生き残ってリベンジしないように耐えるけど、やっぱりリベンジする話。

●感想

 フランス独特のバイオレンス描写は痛々しくて、なかなかの激しさでカッコよかったです。
 それに復讐の鬼となったジャン・レノの渋さがハンパなくてカッコよすぎでした。

 ただ、事件を追いかける女刑事にも結構なスポットがあたっていて。果たして必要だったのかと思ってしまいます。それに、オープニングで主人公の若い時代の回想が入ったりして。時間が長く感じてしまいました。
 早く復讐が始まって欲しかったです。なかなか動こうとしない主人公にイライラしました。その間に、マフィアのファミリーの紹介があったりして更に長く感じてしまいました。
 8人目の襲撃者が、どんでん返し風に作られていますが。登場人物のほとんどが消え去る中、消去法でその人しかいないと思ってしまいます。そのため、驚き度は少ないです。

 引退して撃たれて体ボロボロなのに、たった1人で現役のマフィアを1人ずつやっつけていく主人公が強すぎです。マフィア側も子分いないのか? ってくらい1人で行動していて、フランスのマフィアって人数いないのかな? と疑問に思ってしまいました。

 主人公が冒頭で撃たれる理由も、いろんな映画でやりつくされたようなもので目新しさがないのが残念でした。

 とはいえ、子役の少年がめちゃ可愛かったのがよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2011/09/05 DVD

監督リシャール・ベリ 
原作フランツ=オリヴィエ・ジーズベール 
出演ジャン・レノ 
カド・メラッド 
ジャン=ピエール・ダルッサン 
マリナ・フォイス 
リュック・パラン 
リシャール・ベリ 
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