映画【斬殺せよ 切なきもの、それは愛】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 貧困で女郎となったヒロインと幼馴染の軍人の恋愛と彼らを見守るヤクザたちの話。

●感想

 冒頭からお腹の大きな女性が川で流産しようとしているところから始まり、生まれた赤ん坊に濡れた手ぬぐいをかけて口減らししようとするけど殺すことができず。何とか育てていく。すくすくと育ったけどお父さんが亡くなり、生活のために娘を売ることになる。
 女郎として生活するヒロインと彼女の幼馴染で軍人の男性が彼女を探している。ヒロインを理不尽な警察から若山富三郎さん演じるヤクザが守ったことが縁でヒロインたちを見守る。
 
 けど二二六事件に巻き込まれていく青年将校という流れになって行きますが、2人の恋愛と彼らを見守るヤクザたちのくだりが個人的にそんなに面白味をかんじることができませんでした。
 弱きを助け強きをくじく任侠道な生き方をするヤクザたちですが、ちょっと古臭さばかりが気になったりしちゃいました。ベッドシーンなんかも物凄い古臭さで冷めてみてしまいました。絡みの途中で汽車が走るシーンがインサートされたりして一体何のイメージなんだろうと戸惑いました。
 
 主演の若山富三郎さんのお芝居も結構弱弱しくて声が聞こえにくいのも見にくい要因だったと思います。

☆☆

鑑賞日:2014/08/11 DVD

監督須藤久 
監修野村秋介 
脚本米谷純一 
須藤久 
企画野村秋介 
出演若山富三郎 
佳那晃子 
川野太郎 
ビートたけし 
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