映画【ウルヴァリン:X-MEN ZERO】感想(ネタバレ)

x-men-origins-wolverine
スポンサーリンク

●こんなお話

 人類の戦争史と共に生きてきた兄弟ミュータントの戦いの話。

●感想

 アクションシーンがたくさんあって、そのどれもが迫力あるものでよかったと思います。オープニングクレジットが流れるところでの、その時代の戦争を駆け抜ける主人公とそのお兄ちゃんのアクションシーンはカッコよかったです。

 老夫婦の結構悲しいシーンのあとに、ラスベガスで太ったボクサーとコミカルなシーンがあるので。笑うのも笑えなかったです。さっきまで、おじいさんおばあさんに酷いことがあったのに、順番を入れ替えないと。何であの後に、コメディ部分を入れたのかが謎です。

 クライマックスに出てくるウェポン11なるミュータントが、全く強そうに見えないのが痛いです。ものすごいヒョロヒョロで、キャラデザインの人、失敗しちゃってるんじゃないのかと心配になりました。そいつの能力も、全ミュータントの力を持っているみたいな宣伝で出てきますが。果たして、強いんだが弱いんだかわからないままフェードアウトしていくという。そしてその後のお兄ちゃんどこ行ったんだろう。

 そして最後の記憶喪失うんぬんのシーンは、だいぶ強引で笑いそうになりました。そもそも「特殊な金属の弾丸で頭を撃てば記憶がなくなる」って理論はどういう理論なのか。

 それと、主人公とお兄ちゃんの確執が一瞬で解決されるのものれなかったです。お兄ちゃん、最初から最後まで悪いことをしているように作られてるのであまり感情移入できず。最後に「お前を殺すのは俺だ」と主人公を助けにくるという。

 そして、主人公は天に向かって叫んでるイメージしかないですが。派手な映像に、平穏に暮らしたい主人公とそれを乱そうとするものの戦いも面白いですし。楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/02/13 Blu-ray

監督ギャヴィン・フッド 
脚本デヴィッド・ベニオフ 
スキップ・ウッズ 
出演ヒュー・ジャックマン 
リーヴ・シュレイバー 
ダニー・ヒューストン 
ウィル・アイ・アム 
リン・コリンズ 
ケヴィン・デュランド 
ドミニク・モナハン 
テイラー・キッチュ 
ダニエル・ヘニー 
ライアン・レイノルズ 
タイトルとURLをコピーしました