映画【九月に降る風】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 台湾の高校生たちのTHE青春の話。 

●感想

 どこの国の若者たちも同じなのかというくらいTHE不良グループの王道を行く人たちの行動を見せてくれます。先生に刃向って、酒タバコに夜のプールに侵入してバカ騒ぎ。彼女とかもいるけど心配させたりして上手くいかなかったり。 

 メインは男2人と彼らを巡る女の子たちの流れですが、1人がモテモテであり彼女もいるけどナンパとかして彼氏ありの女の子といちゃついたらその彼氏が殴りこんできて、間違えでもう1人の男の子が殴られるけど、チャラ男をかばう。そのもう1人の男の子はグループでは真面目な感じでチャラ男の彼女に数学を教えているけど、その女の子のことが好きでモヤモヤしている。真面目クンがチャラ男のことをかばったのに、それをからかわれて本気で怒って関係がぎくしゃくしていくけど、なんやかんやあって結局仲直りするけれど、バイク事故があって…。 

 このバイク事故あたりからみんなの関係性が壊れていく展開になりますが、それ以降にこれといった展開がなく、ただただ卒業に向かっての静かな展開続いて正直退屈でした。女の子たちのその後とかを描いてほしかったです。 

 台湾プロ野球の賭博問題とかも絡めていますが、それがイマイチ本筋に有効的に絡んでいるのかそこら辺の事情を知らないとわからなかったです。最後に出てくる人も現地のことを知らないと「あなた誰?」状態でした。 

 THE青春映画ですが、もう少し大きなうねりが個人的には欲しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/09/09 DVD

監督トム・リン 
脚本トム・リン 
出演リディアン・ヴォーン 
チャン・チエ 
ワン・ポーチエ 
チウ・イーチェン 
チー・ペイホイ 
ジェニファー・チュウ 
リー・ユエチャン 
リン・チータイ 
シェン・ウェイニエン 
リャオ・ミンシュン 

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