映画【ワイルド7】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ワイルドなセブンの話。

●感想

 オープニング。トレーラーから飛び出して、革ジャンにヘルメット姿の男たちがド派手なカーチェイスをするアクションシーンから犯人を射殺する主人公達に度肝抜かれました。心の中で、ガッツポーズしてしまう素晴らしいツカミでした。

 日本はいつの間にこんな犯罪国家になったんだってくらい犯罪が起きますが、まあハリウッド型のアクションエンタテイメントなのであまり突っ込んでみてはいけないと思いました。

 主人公達より一足先に犯罪者を処刑する謎のライダーや国家の陰謀に巻き込まれる主人公達ですが。クライマックスでは完全武装の特殊部隊に立ち向かう銃撃戦が用意されていて。勇ましい音楽や音響などによって、とても興奮するものでした。

 ところが、肝心のワイルド7がほとんど主人公の瑛太さんくらいしか描かれないので。何故彼らが戦うのか? 誇りのため、女のため、金のため。何か行動の動機を少しでも描いて欲しかったです。そうでないと、いくらどーんとワイルド7が燃えさかる炎の中から現れても盛り上がりに欠けてしまいました。
 それに、お決まりの1人また1人と欠けていく展開も正直、爆弾魔や天才詐欺師などの設定が全くわからないので盛り上がらなかったです。
 けれど、派手な演出でそこらへんがごまかせてしまうのがさすがです。ロケットランチャーやバイクでビルを突破していく男たちを見れるだけで満足でした。

 深キョンさんが、本筋とはあまり関係のない立場で添え物かと思ってみてましたが。最後の展開は意外でちょっとテンションあがりました。

 日本映画のビッグバジェットの映画で、これだけのものを作れるというが素晴らしいと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2012/07/20 Blu-ray

監督羽住英一郎 
脚本深沢正樹 
原作望月三起也 
出演瑛太 
椎名桔平 
丸山隆平
阿部力 
宇梶剛士 
平山祐介 
松本実 
要潤 
本仮屋ユイカ 
中原丈雄 
吉田鋼太郎 
深田恭子 
中井貴一 
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