映画【ウォンテッド】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 毎日ダメダメな人生のサラリーマンが美女にスカウトされて殺し屋の組織に入って頑張る話。

●感想

  日々目的もなく彼女も同僚に寝取られ、上司に罵られて血圧が高い主人公が毎日行く薬局でいきなりアンジェリーナ・ジョリーに声をかけられたと思ったら、いきなりそこから銃撃戦が始まって…。

 と、今までとは違う世界に足を踏み入れて、その世界のルールを知ってトレーニングして成長していくけれどというよくある典型的なストーリー展開ですが。ハリウッド映画の大作らしく映像表現が面白かったです。曲がる弾丸やスローで弾丸同士がぶつかり合って潰れたり、めちゃくちゃ遠いところから狙撃したり、カーアクションもくるくると車が回転したりとド派手な見せ場がいっぱいで楽しいです。それにトレーニングでもバンバン、ナイフで突き刺されて致命傷を負ってもお風呂に入ったら治るという摩訶不思議な治療法も面白いです。

 主人公が父親を殺されたので、その相手にリベンジするまで。組織に言われるがままよくわからないまま相手を殺していく。そして因縁の相手である父親殺しの相手と対決するけれど、父親殺しだと思ていた相手は…という。恐ろしくよくある展開で何の面白みもない展開とははチト退屈でした。

 それに個人的には普通の会話シーンにしろアクションシーンにしろガチャガチャしてせわしなく眼精疲労が起こってしまいました。

 そして「えっ!?」という表情でストップモーションになるモーガン・フリーマンをどういう気持ちで見ればいいのか戸惑う映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/06/29 NETFLIX

監督ティムール・ベクマンベトフ 
脚本マイケル・ブラント 
デレク・ハース 
クリス・モーガン 
原作マーク・ミラー 
J.G.ジョーンズ 
出演ジェームズ・マカヴォイ 
モーガン・フリーマン 
アンジェリーナ・ジョリー 
テレンス・スタンプ 
トーマス・クレッチマン 
コモン 
マーク・ウォーレン 
デヴィッド・パトリック・オハラ 
コンスタンチン・ハベンスキー 
ダート・バクタデツ 
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