映画【バニシング・ポイント】感想(ネタバレ)

Vanishing Point
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●こんなお話

 車を運ぶ主人公が警察とチェイスする話。

●感想

 ブルドーザーが道路をふさいでいて空にはヘリコプターがいて発煙筒が道路で燃えているところを白い車が走っているところから始まります。

 主人公が真っ白い車を運ぶ仕事を引き受けて猛スピードで駆け抜けていく。ⅮJが出勤して音楽を流していると警察無線を傍受して主人公が暴走をしていることを知る。放送で主人公を応援し始めるDJやそれにこたえる主人公。

 回想で主人公がプロのドライバーでレースしていたとか恋人を亡くしているらしいとか元警官で相棒の性犯罪を見逃せなかったことができなくて揉めたらしいなどが描かれていきます。

 タイムリミットと目的地が迫ってくるけど道を封鎖するブルドーザーに主人公の車が突っ込んで大爆発しておわり。

 台詞での説明がなく急に回想で時間軸が入り乱れる構成がかっこいいです。それにエンジン音だけでのカーチェイスもかっこよくて魅力的でした。当時のアメリカの若者たちの生活も見られて、音楽で宗教活動するとかヌードの人が当たり前にいるとかなかなか刺激的でした。

 砂漠で信号もない道を失踪するという広い大陸のアメリカと肌で感じられる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/06/04 DVD

監督リチャード・C・サラフィアン 
脚色ギラーモ・ケイン 
原作マルコム・ハート 
出演バリー・ニューマン 
クリーヴォン・リトル 
ディーン・ジャガー 
ビクトリア・メドリン 
ポール・コスロ 
ティモシー・スコット 
ギルダ・テクスター 
セヴァーン・ダーデン 
デラニー&ボニー&フレンズ 
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