映画【アンダー・ザ・スキン 種の捕食】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 主人公の女性が男たちを手玉に取っていくけど、皮膚病の男と出会ったことにより今までの活動ができなくなって、自分の存在について悩み始める映画。

●感想

 人間の瞳のアップから始まり、何が起こってるのかわからないという説明が一切ない実験映画の構成でした。娯楽映画の天地人の紹介などは一切なくて、主人公が何者でどこから来て行動の動機などがわからないので、集中力のいる映画になってました。映画を見終わって、あらすじを読んだら主人公がエイリアンという設定がわかるという。。

 物語の中盤までは主人公がバンを運転して男たちに声をかけるというのを見せていきます。そして男が主人公の美貌に引っかかってついていくと、真っ暗闇の水の上みたいなところを男たちが沈んでいくという映像。静謐な映像がカッコよかったです。捕まった男の末路の映像も見たことないものでショッキングでした。
 体の芯から冷えるようなスコットランドの風景もカッコよくて、森の中を彷徨う主人公だけで絵になるのが凄いです。

 中盤で男を救ったことにより流れが変化しますが、それが中盤なので、もう少し早く設置してもよかったと思いました。
 今まで当たり前にできたことができなくなり、戸惑い彷徨うというのは娯楽映画でよくある展開なので、ここまで実験的な内容ならもっと予想外の展開で攻めてほしかったと個人的には思いました。

 主人公が何者でどこに向かっているのか全く理解できなかったですが、独特の映像センスで引っ張る映画で退屈せずに見ることができました。

☆☆☆

鑑賞日:2014/12/25 DVD

監督ジョナサン・グレイザー 
脚本ジョナサン・グレイザー 
ウォルター・キャンベル 
原作ミッシェル・フェイバー 
出演スカーレット・ヨハンソン 
ジェレミー・マクウィリアムズ 
リンジー・テイラー・マッカイ 
ドギー・マコーネル 
アンドリュー・ゴーマン 
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