映画【トロピック・サンダー 史上最低の作戦】感想(ネタバレ)

tropic-thunder
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●こんなお話

 かつてはスターだけど今は落ち目の役者さんたちが戦争映画の撮影をするけど、グズグズだのでリアルさを出すために本当の戦場に行っちゃって、そうとはわからず撮影だと信じて演技をする役者さんたちのドタバタの話。

●感想

 本編が始まったと思ったら主演の役者さんたちの出演作の予告が流れて、それで人物の背景を説明してしまうのが面白かったです。その後も、監督主演のベン・スティラーさんの人脈か豪華キャストが出演していて、コメディ俳優さんも出てますが彼らが脇にまわって、コメディに出なさそうな役者さんがメインでやっていて、面白かったです。
 序盤にパロディなんかがたくさんあって、下品だしグロテスクだしで笑えるか笑えないかで別れちゃうかと思いますが。個人的には笑えました。

 話の方は主人公たちは挫折していて、戦場に放り込めて再生していく。という王道の展開で新鮮さは皆無でした。
 その中をハリウッドらしい風刺やパロディの笑いなので、日本人には完全に理解しにくいコメディだと思いました。それに登場人物が多すぎて、もう少し絞ったほうがタイトになったかと思ってしまうくらい散漫な印象もありました。

 とはいえ、戦争映画として迫力ある爆破シーンなんかもあって面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2009/04/28 Blu-ray 2014/11/29 Blu-ray

監督ベン・スティラー 
脚本ベン・スティラー 
ジャスティン・セルー 
イータン・コーエン 
出演ベン・スティラー 
ジャック・ブラック 
ロバート・ダウニーJr. 
スティーヴ・クーガン 
ジェイ・バルチェル 
ダニー・マクブライド 
ブランドン・T・ジャクソン 
ビル・ヘイダー 
ニック・ノルティ 
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