●こんなお話
主人公が属するヤクザが新体制になるけれど、それに不満を持った幹部が脱会して対立が始まる話。
●感想
1作目の主人公の1人が出所したシーンがこの2作目の途中に挟まって時間軸が重なっている構成が以外で面白かったです。そしてヤクザ映画の王道の跡目争い的な展開が広がっていって、1作目より楽しめました。
冒頭から前作同様、テロップで登場人物の説明があり、しかも結構大勢出るので誰が誰だかわからないですが。シリーズものの強みなのか見ていくうちに何となく利害関係がわかってきます。
千葉真一さんが引退して白竜さんが親分になり、名誉顧問の立場を提示された幹部が「約束が違う」と京都のヤクザのもとに行ってしまう。そこから幹部が暗殺されそうになったりして。主人公たちは下っ端として実働部隊としての行動をとっていく。
やはり低予算のせいか音声が聞き取りにくいところもあり、特に銭湯で話すところとか普通に聞き取りにくくて、主人公が親分のボディーガードとして頼られているという会話だと思いますが、何話しているのかわからず、気づいたら脱衣所での襲撃を受けていました。
群像劇として面白くなってきた2作目でした。
☆☆☆
鑑賞日:2021/09/27 NETFLIX
リンク
監督 | 山本芳久 |
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脚本 | 山本芳久 |
原案 | 山本ほうゆう |
出演 | 本宮泰風 |
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山口祥行 | |
哀川翔 | |
千葉真一 |