映画【トム・ホーン】感想(ネタバレ)

Tom-Horn
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●こんなお話

 ガンマンが馬泥棒とかを退治してたら凶暴すぎると町の人たちから思われて少年殺害の容疑者となって裁判にかけられる話。

●感想

 暴れ馬を預けて街にやってきた主人公がボクサーだかと喧嘩しているのを牧場主が見かけて声をかける。他の牧場主たちと引き合わせて馬泥棒に困ってるから用心棒になってくれと言われて、用心棒になることに。

 馬泥棒たちを次々に退治していく主人公。女性の教師と交流したりしつつ、愛する馬を馬泥棒に殺されてキレたり。牧場主たちが主人公のやり方に追放しようということになりつつ、声をかけた牧場主だけ主人公の立場になるけどお前は黙っとけ的な流れ。

 そして少年がライフルで殺される事件が起きて主人公に容疑がかかって保安官に捕まる。留置所で景色を眺めて先住民のお守りを大事にしながら牧場主が弁護士を雇って裁判に向かうけど、主人公は真実を話そうとせず死刑でもなんでもすればいいという態度。

 脱獄して逃げようとするけどまた捕まって絞首刑が決まる。という。

 淡々と馬泥棒の用心棒となって中盤までは銃撃戦で殺害をしていって捕まってからは扉を閉めるタイミングとかお守りを常に身に着けるのを気にしたり裁判でもひょうひょうとした態度で主人公が何考えているのかわからないけどかっこいい主人公像でスティーブン・マックイーンに惚れる作品でした。

 銃で解決するというのが邪魔者扱いされる西部劇の晩年を描いた寂しさが伝わってくる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/03/01 WOWOW

監督ウィリアム・ウィヤード 
脚色トーマス・マクゲーン 
バッド・シュレイク 
原作トム・ホーン 
製作総指揮スティーヴ・マックイーン 
出演スティーヴ・マックイーン 
リンダ・エヴァンス 
リチャード・ファーンズワース 
ビリー・グリーン・ブッシュ 
スリム・ピケンズ 
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