映画【Black&White/ブラック&ホワイト】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 CIAのエージェントが恋人をめぐって喧嘩する話。

●感想

 冒頭、ロシアンマフィアとの銃撃戦がありますが。ここでミッションに失敗する主人公2人。そのままヒロインを奪い合う展開になるので、一体この男たちが凄いんだか凄くないのかがわかりづらいキャラクターたちなのが問題だと思いました。更に更に主人公たちが夢中になるヒロインがこれまた感情移入できずに進んでいってしまいました。

 メインとなる話のスジも主人公スパイ2人が公私混同してヒロインの気をひこうとするんですが、いろんなスパイアイテムなんかを使って邪魔していきますが。これが正直、面白さを感じることができなかったです。ろうそくで良いムードの部屋をスプリンクラーを遠隔操作して消したり無人飛行機で車デートを追尾したり。退屈な時間が多かったです。

 2人が同じ手法似た手法でヒロインをものにしようとするので、もっと違うタイプの2人にして全然違うアプローチで見せてくれないと同じことを2回繰り返してみているだけの展開だと思いました。
 だもんで、ヒロインが主人公2人を好きになってしまう理由がわからない。ただ、英国人だから。とかがわかりにくい理由になってしまったんだと思います。

 案の定、喧嘩ばかりしてた主人公たちですが、冒頭のロシアンマフィアがクライマックスに出てきて、そいつをやっつけるためにお互いをカバーしあう。そこも、いきなり出てくるロシアンマフィアも急すぎで戸惑うという。

 コメディ映画としてどういう風に楽しめばいいのかよくわからない映画でした。

☆☆

鑑賞日:2012/11/03 Blu-ray

監督マックG 
脚本ティモシー・ダウリング 
サイモン・キンバーグ 
出演リース・ウィザースプーン 
クリス・パイン 
トム・ハーディ 
ティル・シュヴァイガー 
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