ドラマ【ウォーキング・デッド】感想(ネタバレ)

The Walking Dead Season 1
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●こんなお話

 死者が甦って襲い始めた世界の話。

●感想

 ドラマという枠以上の残酷描写であったり特殊メイクであったりと凄い映像が観れて満足でした。

 ゾンビが世界に蔓延して、終末世界というのはゾンビ映画によくあるものジャンルですが、このドラマの主人公たちはキャンプ場でひっそりと過ごす一団と街に行ったりきたりする一団とにわかれていて。毎回、「建物を移動する」「脱出する」「武器を取りに行く」などのわかりやすい行動、ミッションみたいなのがあるので。それによるアクションとドラマならではのキャラクターの心理の変化を描いていて面白かったです。

 意識を失っていた主人公とその奥さんと主人公の親友の三角関係が出てきたときはどうなるのかと盛り上がりましたが、そこらへんはあっさりとまだこのシーズンではスルーされたのでこの先に期待です。奥さんは親友が死んだとうそをついたと罵ってましたが、死んだからそれでHするのかと思ってしまいました。むしろ親友は、主人公を救出しようとパニックのなか頑張っていたと思います。そこらへんの関係が描かれなかったのがマイナスでした。
 他にもギャングの一味と一触即発になったり、どうやって障害を突破するのかと期待してみてましたが。まさかの老人介護施設にガッカリ。

 話は、ゾンビからどうやって逃げるのかというサバイバルにその極限状況での人間の生存本能のエゴの対立なんかなので。ゾンビ映画の基本のパッケージの話なので、目新しさがなくて残念でした。噛まれてゾンビになるまでの悲しい別れ、自分が助かりたいから自分中心になる人、など何回も見たことあるようなものをやっていたので、ドラマでやる意味というのを見せてほしかったかなと思いました。ただ、ドラマでこういうジャンルを描けるという環境が素晴らしいと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2013/12/13 Hulu 2020/01/02 NETFLIX

製作スコット・M・ギンプル
ゲイル・アン・ハード
企画フランク・ダラボン
原作ロバート・カークマン
出演アンドリュー・リンカーン
ジョン・バーンサル
サラ・ウェイン・キャリーズ
ローリー・ホールデン
ジェフリー・デマン
スティーヴン・ユァン
チャンドラー・リッグス
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