●こんなお話
インディアンにさらわれた姪っ子を助けるため捜索隊の話。
●感想
雄大な自然と馬が駆け回り、それをカメラが追いかけるダイナミックなアクションシーンの迫力たるや凄いもので興奮して見てました。
オープニング、家の中からカメラが出てきてジョン・ウェインが遠くからやってくる出だしも一気にひきつけてくれて世界に入り込むことができました。
主人公のジョン・ウェインの行動のモチベーションがどこにあるのかがわからず、逃げるインディアンを撃ちまくり、途中で出会った牛を皆殺しにしようとして「奴らの食料をなくしてやる」と言ったり、インディアンの死体に銃をぷっばなしたりする男ですが。映画の中では、何年もかけて捜索するのでインディアン憎しの気持ちだけで動いてるのかどうかが微妙でした。姪っ子のために何年も捜索するような男には見えなかったです。
途中で仲間の若い男の恋人とその家族が手紙を読むのと、実際のエピソードを交互に展開する流れになりますが。もう少し、その恋人一家を出してもよかったと思います。だいぶ経ってからの登場のような印象でした。
とはいえ、120分退屈せずにロードムービーでコメディ部分もだいぶあり緩急がある映画で面白かったです。
☆☆☆
鑑賞日:2012/06/08 DVD
リンク
監督 | ジョン・フォード |
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脚本 | フランク・S・ニュージェント |
原作 | アラン・ルメイ |
出演 | ジョン・ウェイン |
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