映画【レスキュー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 海難レスキューの人たちの頑張る話。

●感想

 冒頭から海上油田の大爆発の中のレスキューが始まり、CG感いっぱいでしたが。大音量の爆破と炎の量で圧倒されるツカミでした。

 そこから主人公たちは危険すぎるレスキュー方法で隊員たちが辞めちゃったりして、もう少し落ち着けと周りから言われたりする荒くれ者たち。そこに新しい女性パイロットがやってきて、主人公の隊長は父子家庭でその息子がヒロインのパイロットと父親をくっつけようとしたり。その合間に訓練中にヘリが不時着しそうになったり、地震で山が崩れたり。クライマックスはタンカーが爆発沈没する中のレスキューと怒涛のスペクタクルシーンの連続でした。 

 ただ主人公とヒロインともう1人の若手くらいが描かれるくらいで、その他の隊員たちがほとんど背景などわからないため。彼らがいくら命の危険になっても特に何の感情も動くことがなかったです。それに1番乗れなかったのは、日常シーンの父子家庭の日常で、特にこの子役のお芝居がいかにも子役子役した大げさなお芝居が見ていてきついです。学校の女の子とのやりとりなんて見ていられないし、子役が「お姉さん、お父さんの奥さんになって」的なはやし立てをするのとかも結構見ていられないシーンでした。

 その息子さんが脳に腫瘍ができて手術というのとクライマックスのレスキューが同時進行で描かれるのも謎で、しかも主人公がもう駄目だとあきらめたときに天使の声で息子が歌って、主人公復活という流れも笑いそうになる珍復活劇でした。

 息子との平和なやりとりよりも香港映画らしいやりすぎなまでの熱血レスキューが見たかったです。とはいえ、やっぱり炎や大量の水に負けない主人公たちが熱い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/09/13 DVD

監督ダンテ・ラム 
アクション監督ジャック・ウォン 
脚本チー・ヤーチン 
マリア・ウォン 
タン・ユーリー 
出演エディ・ポン 
ワン・イェンリン 
シン・ジーレイ 
リリック・ラン 
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