映画【くるみ割り人形(1979)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 くるみ割り人形を手にした女の子が人形の国に迷い込んでのジャーニーな話。

●感想

 人形アニメーションの世界をたっぷりと堪能できるアニメでキャラクターの動きとかを見ているだけで不思議な気持ちになって主人公同様迷い込んでいく映像美でした。

 子ども向けのアニメにしては物凄いおどろおどろしい演出がたくさんあって、確かに可愛いキャラクターたちだけど。めっちゃ怖い描写とかもあって、子どもの時に見たらトラウマになりそうな頭がクラクラするシーンがいっぱいでした。

 眠ったままの王女さまを起こそうと国際会議でいろんな人たちが集まるところでは昭和九年会の役者さんたちがいろんなギャグをするというカオスな世界でとんでもないことになっていて「この映画は一体なんなんだと」戸惑って面白かったです。突然、実写のバレエダンサーが踊ってたり、しかも結構長い時間。なかなか激しい映画でした。

 1つ1つのシーンが冗長で歌が始まると延々と歌ってたり、踊ってたりと退屈なシーンもたくさんありましたが、1979年のアニメだけどめっちゃ新しいアニメーションで見たことない世界観で面白い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/09/22  ラピュタ阿佐ヶ谷

監督中村武雄 
脚本辻信太郎 
原作E・Th・A・ホフマン 
P・I・チャイコフスキー 
出演杉田かおる 
志垣太郎 
夏川静枝 
一の宮あつ子 
山田隆夫 
益田喜頓 
上原ゆかり 
太宰久雄 
北浜晴子 
岸部シロー 
西村晃 
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