映画【死霊館のシスター】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ルーマニアの修道院で自殺騒ぎが起こったので神父さんと見習いシスターが捜査に行ったら案の定悪霊に襲われる話。

●感想

 謎の事件が起こった修道院に調査に行って、そこで悪霊に当然襲われていくという。エクソシストもののでありお化け屋敷ものでありシリーズに出てきた幽霊が再登場というシリーズものとしての面白さがある安定のスピンオフだと思いました。

 ただ数多く作られているホラー映画のジャンルとしては登場人物たちが必ず1人になって物音や怪しい人影についていって、そこで背後から大きな音などでびっくり。という行動が多くてワンパターンで退屈でした。絶対に怖い場所なのに皆さん1人になって行動していくのが凄かったです。

 主人公の神父さんは一見強そうですが、簡単に幽霊におびき寄せられて棺桶に閉じ込められて「ヘルプ!」と叫んだり過去に除霊に失敗したトラウマがあるそうですが、そこらへんの弱点を責められて戸惑ったりと結構弱い神父さんでした。見習いシスターは霊能力があるらしいとのキャラクターですが、修道女方たちとおまじないを一生懸命するけれど…というところは服がびりびりに破けられて大変なことになるくらいが面白かったくらいで、あとは普通にのこのこ歩いてびっくり。というのの繰り返しで面白さが感じられなかったです。

 唯一よかったのは道案内をする若者で彼はショットガンを持って悪霊に立ち向かうという。しかもショットガンが普通に効果的なのも驚きの悪霊対策でした。

 ちょっとお化け屋敷映画として食傷気味の作品で残念でした。

☆☆

鑑賞日:2021/05/16 Amazonプライム・ビデオ

監督コリン・ハーディ 
脚本ゲイリー・ドーベルマン 
原案ジェームズ・ワン 
ゲイリー・ドーベルマン 
出演タイッサ・ファーミガ 
デミアン・ビチル 
シャーロット・ホープ 
リリー・ボーダン 
ボニー・アーロンズ 
ジョナ・ブロケ 
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