●こんなお話
王宮に仕えることになった鍼灸師が王位争奪戦に巻き込まれる話。
●感想
主人公は目が見えない中、病気の弟と一緒に暮らしていて王宮の御医が鍼灸師のスカウトにやってきて誰も試験に正解できない中、主人公だけが患者の症状を見ぬいて合格。
1か月間の王宮での鍼灸師として生活することになって弟に薬を与えて生活することに。王宮の中で盲人ということでバカにされたりしつつ、実は主人公は暗闇だと少し視力があって弟に手紙を書いたり仕事ができたりしている。
清に人質としていた王の息子が8年ぶりに帰ってくる。けど王は出迎えず不仲が露呈していて孫も困る。清に対して強硬の王と清と仲良くやった方がいい息子と領相。息子の咳の治療をしたら息子から主人公が実は少し視力があるということを見抜かれて拡大鏡をもらって字の勉強をすべしと言われて尊敬する。
けど息子が病に倒れたということで御医と治療にあたるけど、御医の治療が怪しいことに気づく。御医の使っていた毒針を持って逃走する主人公だけど足を負傷。息子の奥さんのところに行って真実を話す主人公。
奥さんは王に御医が下手人だと訴えるけど主人公は黒幕は王様だと気づいて奥さんに黙っているように合図。奥さんは投獄されて孫は主人公に真実を話せと訴える。
主人公は御医が持っていた王の暗殺命令の手紙を発見するけどそれが王の筆跡なのかわからないとなるけど、左手で書いていたとのことで、左手で書いた文章の筆跡をとって確かめようとなる。主人公が治療と偽って王の右手を麻痺させる針を打って、その間に文書を書かせるけど。御医がやってきて主人公のことを話してバレそうになるけど、主人公が針で王を脅して文書を強奪。それを領相に渡して主人公は逃げるように言われて逃げることができるけど、孫が病気になったという話を聞いて孫のもとへ。
孫が御医に殺されそうなところを救出して領相が王を捕まえたかと思ったけど王と領相が話し合って特に王はおとがめなし。息子の奥さんは処刑されて孫は流刑になって主人公も処刑されそうになる。
4年後、王が病気の治療をするときに主人公が針で殺害しておしまい。
最初は王宮ものとして知らない世界を見られるという面白さで中盤から主人公の視力のひみつがあって、権力争いのサスペンスで退屈せずに見られることができました。主人公があっちへ逃げたりこっちへ逃げたりバレるかバレないかのハラハラドキドキもしっかりとできる1作でした。
☆☆☆
鑑賞日:2025/02/21 WOWOW
監督 | アン・テジン |
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脚本 | アン・テジン |
ヒョン・ギュリ |
出演 | リュ・ジュンヨル |
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ユ・ヘジン |