映画【ネオン・デーモン】感想(ネタバレ)

the-neon-demon
スポンサーリンク

●こんなお話

 16歳になったばかりの女の子がモデル目指して頑張って成り上がっていくけど、周りから嫉妬されて酷い目に遭う話。

●感想

 冒頭から死体のメイクをしてネットで知り合ったカメラマンに撮影してもらっている主人公から一気にツカミがバッチリのスタートでした。まだ売れてないモデルさんが宣材写真をあんな豪華な感じで撮影しちゃうものなのかとか思っちゃいますが、アート映画なので独特の映像やダリオ・アルジェント作品、ジョン・カーペンター作品のような音楽で120分惹きつけられる作品でした。田舎から出てきた女の子がだんだんと成長していくビジュアルも変身ぷりがさすがでした。レフン監督によるスリラー映画でありホラー映画であり、後半の展開はめちゃくちゃ怖かったです。 

 話自体は単純明快で田舎から出てきた女の子がモデルで成功していって、メイクさんやモデル仲間から嫉妬されるストーリー。メイクさんと整形の話ばかりしているモデルさんともう1人のモデル仲間と仕事をしていくうちに主人公に仕事を奪われていって嫉妬されていくという。 

 けれども、白人の女の人の顔の区別がつかずに最初のパーティーで出会った女の子たちがその後、オーディションで落とされる女の子と同じだったり、最後に「オーディションで落とされたことある?」「あるわよ、その人を食べちゃった」みたいな話をしている女性2人と「お前はクビだ」と言われた女の人は誰だったっけ? とただでさえ白人さんの顔の見分けがついていないところにメイクや髪型が変わって、余計に誰が誰だか感がいっぱいでした。 

 そして主人公が泊まる管理人さん役で大物俳優さんが登場しますが、彼の登場シーンまるごとなくても成立しちゃうんじゃないかと思ってしまう作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2017/01/20 チネチッタ川崎

監督ニコラス・ウィンディング・レフン 
脚本ニコラス・ウィンディング・レフン 
メアリー・ロウズ 
ポリー・ステンハム 
原案ニコラス・ウィンディング・レフン
出演エル・ファニング 
カール・グルスマン 
ジェナ・マローン 
ベラ・ヒースコート 
アビー・リー 
クリスティナ・ヘンドリックス 
キアヌ・リーヴス 

コメント

タイトルとURLをコピーしました