映画【ネバー・サレンダー 肉弾凶器】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 奥さんを武装強盗団に誘拐されたのでジョン・シナがダッシュで追いかけてくる話。

●感想

 冒頭で海兵隊の主人公がイラクでの活動中に命令違反して仲間を助けたので、除隊して警備員として働くけれどそこでも大暴れしてしまって、妻と旅行に出かける。それと同時期に強盗団がハチャメチャに銃撃戦をやって指名手配犯として逃げてきて、主人公とカタキ役たちが偶然にガソリンスタンドで出会って妻の乗った車をカタキ役たちが乗り込んで誘拐してしまう。

 そこからジョン・シナが奥さん救出というわかりやすい行動の動機が設定されて、ひたすら追いかけてくるという。主人公はジョン・シナですが、どちらかというと強盗団のほうが追いかけられる側となって仲間割れとか湿地帯のアリゲーターとかにおびえながら逃げるので、彼らに感情移入してしまいそうになりました。何でもかんでも撃ちまくって全部「黒人だから」という狂気の仲間とか面白かったです。

 見せ場もいっぱいでカーチェイスやそこでの銃撃戦など強盗団の重火器のサービスいっぱいでこれほど撃ちまくってくるカタキ役たちというのも珍しく大盤振る舞いの人たちで楽しいカタキ役たちでした。主人公のターミネーターのような不死身さでどんどんと追いかけてくるのが怖いです。

 アクションもののジャンル映画として十分楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/12/16 テレビ東京

監督ジョン・ボニート 
脚本アラン・マッケルロイ 
原案ミシェル・ギャラガー 
出演ジョン・シナ 
ロバート・パトリック 
ケリー・カールソン 
アンソニー・レイ・パーカー 
アビゲイル・ビアンカ 
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