●こんなお話
人間に作られた最強のポケモンがポケモンのコピーを作っちゃうんで、主人公たちと戦う話。
●感想
冒頭から人間に開発されたミュウツーが自分がどこから来て何者なのか? という自問自答があるのが子ども向けアニメーション映画としては変化球な作りがよかったです。開始20分くらいは主人公たちが登場せず、ミュウツーが作られて人間たちに反逆するまでをじっくりと見せてくれます。
主人公たちが招待状を受け取って嵐の中の孤島にたどり着くとそこの主がミュウツーでどうやらポケモンを集めてコピーしているらしい。そのために凄腕のポケモンたちに戦いを挑んでくる。ここで主人公のポケモンをはじめ、仲間たちのポケモンも簡単にやられて捕まりそうになる。そしてオリジナルより強いコピーが作られて軍隊みたいなのができあがるのを阻止しようとする。という流れは面白いですが、冒頭のミュウツー誕生までは楽しく見ることができましたが、肝心の主人公たちとの戦いになるとあっという間に始まってあっという間に終わっていく駆け足の印象の映画でした。ピカチュウのコピーを阻止するために主人公が一緒に機械に入って触手みたいなのを振り払ったら簡単に阻止して爆発して、みなさん復活するという。そしてコピーのほうが強かったのに、クライマックスの戦いでは結構普通に善戦していました。そしてポケモンの戦いが普通にぶん殴りあいなので凄惨な印象を受けました。普通にビンタ合戦とか可哀そうでした。
主人公が石になってピカチュウの涙で復活。とかどういう理屈仕組みなのだろう? と原作ゲームもアニメーションも知らない身からするといきなりで戸惑う復活劇でした。
ちょっと90分の短さで見やすいですが、その分高速で進んでしまう印象が強い映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2020/12/16 Amazonプライム・ビデオ
監督 | 湯山邦彦 |
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演出 | 日高政光 |
井硲清高 | |
脚本 | 首藤剛志 |
出演(声) | 松本梨香 |
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大谷育江 | |
市村正親 | |
山寺宏一 | |
飯塚雅弓 | |
上田祐司 | |
こおろぎさとみ | |
林原めぐみ | |
三木眞一郎 | |
犬山犬子 | |
鈴置洋孝 |