映画【ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い】感想(ネタバレ)

The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim
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●こんなお話

 王国が侵攻を受けて王様が追い詰められてその子どもたちが籠城戦をする話。

●感想

 主人公の父親の王様のもとに領主がやってきて主人公と政略結婚を断る。相手は幼なじみの男性。けど断られて怒った相手側の父親は主人公の父親に決闘を挑んで、主人公の父親、相手側を殴り殺してしまう。幼なじみショックで消える。

 主人公は不穏な噂を調べに旅に出たら、巨大な象が襲ってきて大変だったりしつつ、主人公が幼なじみに捕まってそれを主人公の仲間たちが救出したり、幼なじみが侵攻してくるということで主人公の父親は開戦を決意。

 敵の侵攻が始まるけど信頼する部下が裏切ってることが判明しつつ、城下町が燃えて撤退。長男が死んで次男も敵に捕まって殺される。父親精神ダメージ受けて意識不明。籠城戦始まる。厳しい冬の中、攻める幼なじみ軍が鬼に襲われて大変だったり、父親が行方不明になって探しに行ったらオークがいて主人公ピンチのところを父親がめちゃ強くてオークを殴り倒す。

 けど主人公と父親が城に戻ろうとするけど門が開かず父親が自己犠牲の精神を発揮して娘だけ逃がして戦闘。弁慶の立ち往生的最期。

 敵も味方も冬の厳しさ続いて敵側も士気が下がるけど幼なじみは嘘をついて兵隊の士気を保つ。そしてクライマックスの戦いが始まって、主人公が幼なじみにカタキ役と一騎打ちをして、さらに援軍がやっと到着して形勢逆転。敵は総崩れで主人公は知り合いの魔法使いに会いに行っておしまい。

 単純に好みの問題かもですが、アニメが日本のアニメな感じで受け付けず130分終始入り込めなかったです。冒頭の鳥が飛翔しているところから主人公が馬で駆けるラストまでボーっとしたまま進むビジュアルでした。昔ながらのアニメーションとして楽しむのかもしれないですが、そういった見る前の下地がないときつかったです。

 それに原作などにも触れていないので、主人公の王様が1発ぶん殴ったら家臣を殺しちゃったり。その後、重傷を負って意識不明と思いきや、鬼となって暴れまわるとか。そのまま冷凍化しちゃうのとかもちょっと笑ってしまうビジュアルでした。弁慶の立ち往生を笑わせずに魅せるというのは難しいんだなと勉強になりました。

 城壁を超える高さのやぐらを作ってそれをドラマーもろとも倒して乗り越えるという演出が楽しかったり、クリストファー・リーが声優として出演していてどういうことなんだろうと気になる1本でした。

☆☆

鑑賞日:2024/12/30 イオンシネマ座間

監督神山健治 
脚本ジェフリー・アディス 
ウィル・マシューズ 
フィービー・ギッティンズ 
アーティ・パパゲオルジョウ 
出演(声)ブライアン・コックス 
ガイア・ワイズ 
ルーク・パスクァリーノ 
ミランダ・オットー 
ロレイン・アッシュボーン 
ヤズダン・カフーリ 
ベンジャミン・ウェインライト 
ローレンス・ウボン・ウィリアムス 
ショーン・ドゥーリー 
マイケル・ワイルドマン 
ジュード・アクウディケ 
ビラル・ハスナ 
ジャニーン・デュビツキ 
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