映画【ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 大韓帝国皇帝の娘が極悪非道の日本に翻弄される話。

●感想

 ひたすら主人公のラストプリンセスが日本ならびに日本に屈服する韓国人たちに虐げられて、それに刃向う激動の人生が描かれていきます。

 主人公の境遇が辛すぎて、そこに彼女を救おうとする帝国軍人が主人公を亡命させようと頑張るという。辛い状況の中頑張る主人公たちというのは無条件で感動できる設定でした。

 日本の天皇家の言いなりに嫌で嫌で仕方なく、日本の着物も来たくない、カタキ役たちに「韓国には帰れない」とひたすら行動を阻止される。そんな中、優秀な帝国軍人が民族の誇りを取り戻そうと主人公を救おうと頑張るという。

 史実ではないフィクションとテロップが出ますが、エンターテイメントとしても主人公のその後を探すというくだりが長くて退屈に感じました。

 ただやっぱり日本がわかりやすく極悪非道なので何とも気まずい気持ちにもなる内容で受け付けない人もいると思います。日本国内でめちゃくちゃ銃撃戦をしたり静岡県ではダイナマイトを爆破させたりすごいアクションが繰り広げられるのとか笑ってしまいそうになりました。

 とはいえ韓国映画特有の泣けるメロドラマとしては一定の面白さがある作品でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/01/03 TOKYO MX

監督ホ・ジノ 
脚本ホ・ジノ 
チェ・グノ 
ソ・ユミン 
イ・ハノル 
キム・ヒョンジュン 
原作クォン・ビヨン
出演ソン・イェジン 
パク・ヘイル 
ユン・ジェムン 
ペク・ユンシク 
パク・チュミ 
ラ・ミラン 
戸田菜穂 
コ・ス 
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