映画【エアベンダー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 いろんな能力を持つ国の人たちが争う話。

●感想

 大地を動かしたり水を動かしたり炎を動かしたりと映像表現がかっこよくて、特に中盤で能力者たちが隔離政策みたいなことをされていて、主人公が決起を促して戦うところとかはスローと長回しで惹きつけられるカットでした。クライマックスでもスローを多用して水がゆっくり動いたり、それを動かすために太極拳みたいな動きをするのも役者さんたちの腰を落としての構えもなかなかサマになっていてよかったです。

 ただお話のほうは何だかよくわからず、誰と誰が争っているのかとか見ててよくわからなかったです。炎の国の人たちが悪役っぽいですが、その炎の国の人たちの中でも権力争いがあったりしてどこに対して気持ちをもっていけばいいのかわからないままでした。主人公の少年坊主もイマイチ魅力的に見えず、常に困った表情をしている印象しかなかったです。氷の国のお姫様と主人公一行のお兄ちゃんとが出会った瞬間にナレーションで「恋に落ちた」と説明されるだけですぐにイチャついたりするので、もうどうでもよくなっていきました。

 とはいえ、この1本では話が終わらないので一体いつ続きが見られるのだろうと心配する1作目でした。

鑑賞日: 2016/01/10 NETFLIX

監督M・ナイト・シャマラン 
脚本M・ナイト・シャマラン 
出演ノア・リンガー 
ニコラ・ペルツ 
デヴ・パテル 
ジャクソン・ラスボーン 
ショーン・トーブ 
アーシフ・マンドヴィ 
クリフ・カーティス 
ジェシカ・ジェード・アンドレス 
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