●こんなお話
殺し屋が仕事に失敗して依頼主から殺されそうになってリベンジしていく話。
●感想
パリ、空き部屋で向かいのホテルの人の出入りや窓の人たちを監視して周到に準備をして、ターゲットがやっと現れて狙撃するけど失敗。大急ぎに空き部屋を逃げて飛行機でドミニカ共和国へ。
けど自分の家に戻ったら足跡を見つけて警戒して入ると部屋が荒らされていて病院に行ったら恋人が暴行を受けて入院している。主人公は仕事を仲介していた弁護士の事務所に侵入して弁護士を殺害。秘書から主人公の隠れ家に殺し屋を運んだタクシー運転手を割り出して彼を脅して情報を得て殺害。
フロリダへ行って殺し屋の家に行って番犬を眠らせたりして殺し屋と殴り合いをして銃殺。シカゴに行ってもう1人の殺し屋に会いに行って食事中の殺し屋を倒して、ニューヨークにいる依頼人の家に侵入して脅して立ち去る。ドミニカで恋人と過ごしているところでおしまい。
最初のパリでの仕事が丁寧に描いていて、いざ実行というときになったら失敗。というズッコケ展開に笑えました。主人公のモノローグでルーティンとかが流れて凄そうだけど最初が失敗という。隠れている空き部屋に郵便屋さんが来て焦るというのとか笑っていいのかどうか戸惑う展開でした。
カードキーの情報を盗む機械を普通にアマゾンで購入していて、アマゾンの商品の幅広さに驚きました。世界中を飛び回る映画ですが、それほどスケールが感じられず。殺し屋の心象風景を中心にして、次から次にターゲットのところに忍び込んでいくのを楽しむ映画だとは思いますが、大きな展開はなく退屈さを感じる1作でした。
☆☆☆
鑑賞日:2024/09/23 NETFLIX
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
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脚本 | アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー |
原作 | アレクシス・ノラン |
出演 | マイケル・ファスベンダー |
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ティルダ・スウィントン | |
アーリス・ハワード | |
チャールズ・パーネル | |
ソフィー・シャーロット | |
ガブリエル・ポランコ | |
ケリー・オマリー | |
エミリアーノ・ペルニア | |
サラ・ベイカー |