映画【ベスト・キッド2】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ミヤギさんの父親が危篤の知らせを受けて、ダニエルさんと共に沖縄に行ってミヤギさんの因縁の相手から決闘を申し込まれる話。

●感想

 前作のダイジェストと大会直後から始まって、そこが1番盛り上がるポイントでした。

 ミヤギさんのお父さんが危篤だとお知らせがあって、ダニエルさんも高い航空券を自費で取って一緒に沖縄へ行くことに。アメリカ人から見るオキナワ描写が楽しく、片言の日本語にペラペラの英語と東南アジア感いっぱいのオキナワ描写が楽しいです。

 今作の敵はミヤギさんと同門のライバルで恋敵でもあったらしい。そしてそのサトウという人物は今は富豪になっていて地主でもある。やたらとミヤギさんと決闘を申し込んでくるけれど、ミヤギさんは相手にしない。ダニエルさんは地元の女の子のクミコという女性とデートしたり。

 正直、話は面白さを感じるポイントは少なく、ダニエルさんのデートとかもそれほど興味が引っ張られるものでもないし。空手の修行とか精神の教えみたいなものはあまりなく、ただただカタキ役たちが絡んできてそれを防ぐ主人公たちというだけで動きが少ないのが退屈の要因だと思いました。そして地元の人たちの土地を全部取り上げちゃうという暴挙に出たサトウに対して決闘を受けるミヤギさん。そしたら大型台風が直撃してサトウが建物に潰されて、それをダニエルさんとミヤギさんが救ったら、今までのキャラクターとは豹変して好人物になってしまいました。サトウの弟子が暴走して、盆踊りのときに乱入してきて、ダニエルさんとの決闘がクライマックス。空手の大会とかでもなく、普通にストリートファイトなので、これも盛り上がることはなかったです。前作の鶴の型の面白さに比べて、でんでん太鼓の面白さもちょっときつかったです。

 ヘンテコ日本を楽しむくらいしか見どころがない映画だったと思います。

☆☆

鑑賞日:2021/06/18 NETFLIX

監督ジョン・G・アヴィルドセン 
脚本ロバート・マーク・ケイメン 
出演ノリユキ・パット・モリタ 
ラルフ・マッチオ 
ダニー・カメコナ 
ユージ・オクモト 
ノブ・マッカーシー 
タムリン・トミタ 
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