映画【アイランド(2005)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 毎日規則正しく管理された世界で生きる主人公は一体自分は何なんだと疑問に思ってたら、どうやら外の世界があるらしいぞというので外に飛び出す話。

●感想

 外が汚染されている世界で施設で管理社会に住む主人公が毎日毎日繰り返しの人生に疑問を感じ始めている。たまに抽選があって選ばれた人が外のアイランドに出られるというのがみんなの夢。

 技術者の友人のところに会いに行ったら蛾がいるのを発見して外から来たらしいということがわかる。主人公が蛾のあとを追いかけてバックヤードみたいなところに行ったら出産で外に出た女性や抽選で選ばれた男性が殺されているのを目撃。女性主人公が抽選で選ばれて嬉しいところを男性主人公が選ばれたら危ないということで2人で外に出る。

 技術者の友人のところに行って事情を聞くと主人公たちはクローンだ言うことを聞いて、クローンの元の人間に会いに行こうということで、電車移動をすることになるけど。追手の民兵たちが追いかけてきて技術者の友人が殺されたりして逃走。

 都会に出て女性主人公の家に電話して子どもが出て母親だと勘違いされて、男性主人公の家に行ってオリジナルの人間に驚かれる。男性主人公2人でテレビに真実を訴えようということで移動するけどオリジナル人間が内通していて民兵に追いかけられてもみ合いになってクローンがオリジナルのふりをして危機を脱する。

 仲間のクローンたちを助けようということでオリジナルのふりをして施設に行って女性主人公も拳銃で脅して2人で侵入してクローンを助けたり、博士と戦ってみんなクローンが外に出ておしまい。

 序盤の管理社会での生活は体調も食事もすべて管理されていて、外の世界は汚染されていると信じて仕事も一体自分たちが何の仕事をしているのかもよくわかっていない。主人公たちの楽しみはアイランドと呼ばれる楽園に抽選で選ばれるのが唯一の楽しみ。

 案の定それには裏があってということで、主人公fが外の世界を知って飛び出し、カタキ役が雇った民間の警備会社との追いかけっこ。密かに捕えるようにって話だったのに、さすがマイケル・ベイ監督作品でグイングイン車ひっくり帰って高層ビルから主人公たち落っこちても助かるという不死身っぷりが楽しいです。
 キラキラの西日の映像もカッコいいしアクションシーンも銃撃戦にカーチェイスにいっぱいてんこ盛りでお腹いっぱいでした。

 けどこの内容で130分はチト長すぎて、序盤から主人公が真実を知って逃げ出すまでが長いです。そしてメインの逃走劇がありたくさんのアクションシーン。そして主人公が自分たちを作っていた会社へと反撃に出る3幕目。ここら辺から一気に失速してしまっている印象でした。それでいてあっという間に敵の本拠地に侵入して簡単にボスまでたどり着いちゃう駆け足っぷり。長いのに早すぎる印象でした。とはいえ、単純に楽しめる娯楽映画で面白いと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/01/24 Hulu 2024/10/17 NETFLIX

監督マイケル・ベイ 
脚本アレックス・カーツマン 
ロベルト・オーチー 
キャスピアン・トレッドウェル・オーウェン 
原作キャスピアン・トレッドウェル・オーウェン 
出演ユアン・マクレガー 
スカーレット・ヨハンソン 
ジャイモン・ハンスゥ 
ショーン・ビーン 
スティーヴ・ブシェーミ 
マイケル・クラーク・ダンカン 
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