映画【ルイスと不思議の時計】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 魔法使いたちが悪魔と契約した悪い人間が時間をいじくりまわそうとするので阻止する話。

●感想

 両親を亡くした少年が謎の親戚たちと暮らしていくうちにおじさんたちが魔法使いだとわかって魔法を習得していって、かつさえない学園生活もあいまにあって成長していくという王道のファンタジー映画で主人公たちの魔法で動き回る屋敷の中のものたちとか見ていて楽しいです。それにジャック・ブラックとケイト・ブランシェットが楽しそうにしているのも見ていて伝わってきてニコニコしてしまう映画でした。 

 ただ両親が亡くなった理由とかジャック・ブラックの魔法使いとしての成長やケイト・ブランシェットの家族をなくした悲しみからの立ち直りやカタキ役たちの動機など全部が薄くてあっさりと進行していくため、なかなかの退屈さを覚えてしまう浅さに思えました。主人公のクラスメイト達も描かれる割には大して関わってこなかったりとちぐはぐに見えてしまう部分もありました。 

 ジャック・ブラックにケイト・ブランシェットにカイル・マクラクランの力でそれなりに見れましたが、子ども向けファンタジーとして他に似たようなのがいっぱいある中でこの1本はあまり新鮮さはなくこれといった魅力があまり感じられない作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2019/03/29 Blu-ray

監督イーライ・ロス 
脚本エリック・クリプキ 
原作ジョン・ベレアーズ
出演ジャック・ブラック 
ケイト・ブランシェット 
オーウェン・ヴァカーロ 
レネー・エリス・ゴールズベリー 
サニー・スリッチ 
カイル・マクラクラン 

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