映画【ホビット 思いがけない冒険】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ホビットの思いがけない冒険の話。

●感想

 画面の綺麗さ豪華さ迫力は素晴らしく、空撮どーん! 敵襲撃どーん! ピンチになる、もう駄目だ、仲間助けにくるどーん! ハワード・ショアさんの音楽どーん! と盛り上がる展開が繰り返されて面白かったです。
 ただ画面の中に100人くらいのキャラクターが同時に動くアクションシーンとかは迫力ある反面、どこを見ていいのかわからず何が何だかわからなくなってしまいます。

 2時間50分もあるため、旅に出るまでが45分すぎとだいぶ長いです。全体的に1つ1つのシークエンスが気合入っていてどれもが長くてたっぷりと描いているため長く感じます。それでいて、仲間たちが誰が誰たかわからずメインの2、3人しか見分けつかなかったです。
 1つ1つが長いし、ゴラムとのなぞなぞとかも異様に長くて、そこまでやるとCG自慢とかにしか見えないです。後は個人的に全員がCGキャラではなく【ロード・オブ・ザ・リング】の1作目の着ぐるみとかのほうが迫力があると思いました。

 とはいえ、魔法使いのガンダルフ最強説だし、偉大な魔法使いだけどやることは松ぼっくりに火をつけるという微妙なものばかりだけど。主人公のホビットは明るくて前向きで、しだいにドワーフたちと仲間として認められるのは見てて気持ちよくて面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2012/12/15 Blu-ray

監督ピーター・ジャクソン 
脚本フラン・ウォルシュ 
フィリッパ・ボウエン 
ギレルモ・デル・トロ 
ピーター・ジャクソン 
原作J・R・R・トールキン 
出演イアン・マッケラン 
マーティン・フリーマン 
リチャード・アーミティッジ 
ケイト・ブランシェット 
イアン・ホルム 
クリストファー・リー 
ヒューゴ・ウィーヴィング 
イライジャ・ウッド 
アンディ・サーキス 

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