●こんなお話
実験で集められた人たちの1人がお化けを見始めてお屋敷で何があったのか探っていく話。
●感想
貧困で明日の糧も大変な主人公。博士から電話がかかってきて不眠症の実験に誘われて、お屋敷に向かってそこで同じ実験の被験者たちと出会う。博士も合流して舞台のお屋敷についての話をしたり。
大富豪とその奥さんの不幸は話をする博士、ガラスが急に割れて助手の目に突き刺さるびっくりがあったりして。夜寝ていると急に寒くなって何かが部屋に入ってくるような気がしたり。壁に落書きがされて誰もやっていないといったり、夜呼ぶ声に起こされて暖炉の中を探ると人骨があったりして。
主人公が幽霊のヒントでお屋敷の過去でお屋敷の主人が子供を殺していたと判明して、みんなに訴えるけど信じてもらえず、むしろ実験失敗だということで翌朝帰ろうということに。
するとお屋敷がお化け屋敷になって被験者の首がぶっ飛んだり、不気味なオブジェが襲ってきたりしてパニック。お屋敷の主人の幽霊に襲われて主人公が立ち向かって地獄に連れて行かれそうになった時に子どものお化けに連れられていく。翌朝、生き残った博士と被験者が迎えを待って終わり。
主人公がVFXいっぱいのお化けたちに襲われたりメッセージを受け取ったりする展開が繰り返されて楽しいと言えば楽しいですが、カーテンがふわふわ動いたり不気味なオブジェが動いたりというのが繰り返されたりしてそれが何回も繰り返されるだけに見えてしまって退屈でした。
主人公以外の人たちは心霊現象については信じていなくて主人公をおかしくなってしまったというのが、最後の方で普通に幽霊にアタックされて信じてなかった部分は一瞬で消されて、幽霊にビビってかくれんぼするのとかも今までの流れが一体何だったのかと思ってしまいます。
お屋敷の子どもたちの幽霊を救うというのが最後の目的なんだとは思いますが、それがあまりカタルシスを得られる流れでもなかった1本でした。
☆☆
鑑賞日:2022/10/29 NETFLIX
| 監督 | ヤン・デ・ボン |
|---|---|
| 脚本 | デイヴイッド・セルフ |
| 原作 | シャーリー・ジャックソン |
| 出演 | リリ・テイラー |
|---|---|
| リーアム・ニーソン | |
| キャサリン・ゼタ・ジョーンズ | |
| オーウェン・ウィルソン | |
| ブルース・ダーン | |
| マリアン・セルデス | |
| アリックス・コロムゼイ | |
| トッド・フィールド | |
| ヴァージニア・マドセン |


