映画【ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 今度はタイで薬物泥酔してしまって、失踪した人を探す話。

●感想

 場所がラスベガスからタイのバンコクへと舞台を移しただけで、前作と全く同じフォーマットというのが「水戸黄門」的なマンネリズムな面白さで魅せる2作目でした。

 やっていることは前作と全く同じですが、バンコクという場所で記憶喪失になった時間で会った人たちに会って手がかりをさぐっていく。そこで真相が判明していく無茶苦茶な行動や言動で笑わせてくれるのでコメディ映画のシリーズとしてよかったです。

 1作目のリメイクのような似たような展開のため、それで拒否反応を起こしてしまう人もいるかもしれない2作目かもですが、前作を知っていればキャラクター達に感情移入できて同じバカ騒ぎをやっているのを見るのは笑えましたし。前作を知らなくても楽しめる仕様の2作目だと思います。

 個人的にはケン・チョンさんが出てきて速攻で製氷機に入れられて、しばらく登場せず。再登場したと思ったら、あっという間に逮捕されて退場してしまうのとかは残念でした。逆に麻薬売買するヘビースモーカーのおサルさんは笑えて楽しいキャラクターでした。

 沈黙の誓いの僧侶をバカにしたり、失踪した天才の義弟の指切断が相当軽い扱いなのが気になっちゃリしてしまう描かれ方も気になるところがありましたが。エピローグで登場する前作にも出てた元ボクサーの歌声を苦笑いで聴いて、そのままシリーズ恒例のバカ騒ぎの晩の写真で何が起こったかわかっていくエンドロールが楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/01/04 Blu-ray 2020/11/19 NETFLIX

 

監督トッド・フィリップス 
脚本クレイグ・メイジン 
スコット・アームストロング 
トッド・フィリップス 
ブラッドリー・クーパー 
エド・ヘルムズ 
ザック・ガリフィナーキス 
ケン・チョン 
ジェフリー・タンバー 
ジャスティン・バーサ 
ポール・ジアマッティ 
ジェイミー・チャン 
マイク・タイソン 
ニック・カサベテス 
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